2023-06-14
新型コロナ関連データ提供が、厚生労働省からNIID 国立感染症研究所に移り、週毎更新される速報データの二次利用CSVオープンデータも溜まって来たので、見える化しました。(参考、StopCOVID19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボードの更新終了と、NIID感染症オープンデータの収集開始のお知らせ


「感染症ダッシュボード」
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週毎に更新される20の感染症の定点あたりの報告数を時系列で表示しました。上は今年のみ、下は公開されている2013年から今までのデータを使っています。COVID-19、ヘルパンギーナ、RSウイルスが増加傾向にあり、感染性胃腸炎も高い状態にあることが分かります。(2023-W22は、国際規格 ISO week date で、2023年の22週目を表します)

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患である。(ヘルパンギーナとは

RSウイルス、Respiratory syncytial virus(RSV)は年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を起こすが、特に乳幼児期において非常に重要な病原体であり、母体からの移行抗体が存在するにもかかわらず、 生後数週から数カ月の期間にもっとも重症な症状を引き起こす。(RSウイルス感染症とは
とのことで、乳幼児をお持ちの方、ご注意ください。

20の感染症はこちらです。インフルエンザCOVID-19(新型コロナウイルス)咽頭結膜熱A群溶血性レンサ球菌咽頭炎感染性胃腸炎水痘(みずぼうそう)手足口病伝染性紅斑(リンゴ病、ほっぺ病)突発性発疹百日咳ヘルパンギーナ流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)急性出血性結膜炎流行性角結膜炎細菌性髄膜炎無菌性髄膜炎マイコプラズマ肺炎クラミジア肺炎感染性胃腸炎RSウイルス。(データ、疾病一覧


「感染症ダッシュボード」
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C3.jsESモジュール版、折れ線グラフを使用しており、マウスオーバーで、データの確認が可能です。


「niid_go_jp/data/trend.csv at main · code4fukui/niid_go_jp · GitHub」

使っているデータはこちらのCSVオープンデータ。週毎に自動的に更新されます。


「niid_go_jp/data/src/sokuho/latest-trend.csv at main · code4fukui/niid_go_jp · GitHub」

こちら、NIID 国立感染症研究所 速報データを、正規化したCSVデータに変換する、makeTrend.js を作成して、GitHub Actionsを使って、更新ごとに自動変換しています。


北海道町からCode for Japan 山形さん!(参考、Code for Japanがパワーアップ!新メンバー4人が加わり11人体制に! | ニュース | Code for Japan


VS COVID-19 #民間支援情報ナビsrc on GitHub
山形さんは、平本さんと共に、民間支援情報ナビのデザインを担当してくれた仲間!(参考、立ち上がろう高専生、今すぐできる技術貢献、日本政府xシビックテック、民間支援情報ナビプロジェクト「VS COVID19」経産省&総務省から発表!ウイルス対策サイト福井版も

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