先日開催された第6回鯖江市地域活性化プランコンテスト、決勝プレゼンの3つは審査員として間近で見せていただきましたが、他5つのプランは見られなかった予選も含め、USTの録画で、ひとつずつレビューしていきます。

チームいくら「楽しくお出かけ!このゆびとまれ」
高齢者、ボランティアの方、家族がシンプルに使えるスマホアプリによってつながり、便利で快適な生活が送ることができるというプラン。
動画はこちらこちら(質疑応答)


高齢者でも簡単に使えるシンプルさが特徴。中央には、家族に生活充実度を伝える、Live!(生きてるよ)ボタン。

日本には100歳を超える高齢者5万人以上、65歳以上ではなんと3000万人以上、更に少子化と健康医療技術の発達によって高齢化とそれに伴う医療費負担増はますます進む一方であり、日本が、そして近い将来世界が抱える重大な問題となっています。

鯖江市の元気な高齢者と、ボランティア活動が活発なところに着目した点、ITにも積極的な鯖江市においてモデルを作ることができれば、その解決策への大きな一手にもなりえるので、非常にいいです。

また、一口に高齢者といっても現役でもバリバリ活躍できる60代70代から80代〜100代までその年齢差は50歳近くあるという指摘は最もです。0歳から50歳までを一括りにしているとは言いすぎですが、そのくらいの世代差があるわけで、きちんと一人ひとりのニーズを把握、分析することが大事ですね。

60歳以上による鯖江市の生涯学習施設「高年大学」と協力して行っているシニアIT講座でも、60歳〜78歳の方に参加していただいていますが、熱心でどんどん使いこなしてくれています。高齢者の世代間でのボランティアや、友達関係、場合によっては仕事としての関わりなどが生まれることには確かに活路を感じます。

質問にあった、データの更新方法に関しては、まさしくオープンデータがうまく運用されるようになると活きますね!回答にあったように今でも紙ベースで情報発信している人はいるので、十分使いやすいアプリがあるといいですね。

もうひとつの質問、だれが作るか?チームいくらの回答はキャリアがスポンサーになるというのもひとつ手ですが、世界的なビジネスとしての可能性も高く、近い将来、がっつり取り組む民間企業で現れるでしょう。市役所、ボランティア、実際使う高齢者の方も含めて、協力体制が作ることができれば、鯖江市がいち早く取り組める場所となるかもしれません。

惜しい点を挙げるとすれば、紹介してくれたスマホアプリを実際使うイメージがつきにくかったところです。アプリのプロトタイプをもって、実際使ってくれるかどうか更にヒアリングして、ブラシュアップすることで、ぐっと良くなったかも。


チームいくらのみなさん、ありがとうございました!

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