2024-03-08
グローバルに使えるメッシュ、Geo3x3ですが、日本では昔からJIS X0410 地域メッシュがよく使われているとのことで、相互変換するライブラリをブラウザやDenoで使える、ESモジュールで整備し、飯田市オープンデータの表示と、福井観光クーポンマップのGeoJSONに追記しました。


「オープンデータ飯田マップ」
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使用例として、先日訪問した長野県飯田市の緯度経度付きオープンデータ、文化財と子育て支援施設に約1kmの3次メッシュコード(正式名称、基準地域メッシュ)を追加しました。(出典、飯田市オープンデータライブラリ - 飯田市ホームページ

地域メッシュ(または地域メッシュコード)は、日本ローカルな仕様なため、緯度が0度から66.66度まで、経度が100度から180度までのみの対応です。また四方約125mの8分の1地域メッシュまでしか表すことができません。(参考、地域メッシュ - Wikipedia

Pythonの実装jismesh/hni14を、Node/JavaScriptに移植したjismesh-js/yoshizowを、ESモジュールに変換したjismesh-es/code4fukuiを作りました。地域メッシュと緯度経度を手軽に相互変換できます。 import jismesh from "https://code4fukui.github.io/jismesh-es/index.js"; // 緯度経度からメッシュコードを求める。 const meshCode = jismesh.toMeshCode(35.658581, 139.745433, 3); console.log(meshCode); // => 53393599

グローバルに使いたい。もっと細かい表現精度がほしい。そんなときは、CC0のオープンライセンス、106のプログラミング言語に対応したGeo3x3をご検討ください!

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