福野泰介の一日一創

Z80マシン語をウェブ、Mac、Windows、Linuxなど、環境問わずにアセンブリ言語からアセンブルできると自由度がまたぐっと広がります。JavaScript/ESモジュールの実装「ASM80」を発見。MIXにつないで、開発サイクルがより速くなりました！

こちら、1文字表示するMSXのBIOS(CHPUT=0x00A2)を呼び出すシンプルなROMファイル用Z80アセンブラ

.org 0x4000 .dw 0x4241, 0x4010, 0, 0, 0, 0, 0, 0 ld a, 'M' call 0x00A2 ld a, 'I' call 0x00A2 ld a, 'X' call 0x00A2 loop: jr loop

上記を mix.asm というファイル名で保存し、Denoを入れた環境のコンソールで下記のコマンド1行いれるだけで、ROMファイルができあがります。

deno --allow-read --allow-write --allow-import https://ichigojam.github.io/kawakudari_asm80_msx/asm80.js mix.asm mix.rom

MacやLinuxであれば、次のコマンドでMIXでの実行もOK!

deno --allow-read --allow-import https://ichigojam.github.io/kawakudari_asm80_msx/run80.js mix.asm | sh

開発中のMSX BIOS互換の超軽量エミュレーター、MIXで動きました！

「IchigoJam/kawakudari_asm80_msx」
JavaScriptのランタイム（実行環境）、DenoだけインストールすればアセンブルもエミュレーターMIXでの動作確認もすぐできます！

links
- MIX - 超軽量MSXエミュレーター with Z80.js
- フォントパターンとVRAMを高速表示、MIX SCREEN1 by WebGL
- Z80/SDCCで開発しMIXでデバッグするMSX用ROM開発、IchigoJam奨学生募集開始！