秀逸だったのは、駐車場利用を時間制にするというアイデアをアプリ化したアイデア「駐Search」
2時間利用する!などと利用者が宣言したり、場所によって駐車可能時間を指定することによって、空くタイミングをアプリで可視化するというアイデア。ちゃんと約束が守れる人が優先的に停められる用になるとか、ポイントをつけるとか、いろいろ応用できそうです。車での移動が当たり前の地方ならでは、不満が風化していない若者ならではのアイデア。
今年はY!Japanカーナビや、トヨタITC クルマ情報WebAPIなど、車社会ならではのアプリは、地域在住者の強みが活きますね!
こちらがそのアイデアが誕生する過程のシート、大学生が書いてくれた、駐車場問題のインパクトマッピングです。
確かに、駐車場を探しながら車でウロウロするのは、歩行者にも危ない!乗り合い、公共交通、小さい車、ネットショッピングなど、多彩なアイデアがいい。ひとまず否定的に考えず、どんどん挙げるのがポイントです。
アプリづくりワークショップ手順(1時間、2-3人チーム編)
1. 個別にアプリの不満を挙げてもらう(5分)
2. チーム内でシェアし、1つ選ぶ(5分)
3. その不満を解決すべき理由「なぜ?」を明文化する(5分)
4. 大きい紙の上に不満と理由を書く(5分)
5. その不満に関連する登場人物を挙げる(5分)
6. 各登場人物がどう変化すると不満が解消するかアイデアを挙げる(5分)
7. チームで一人が残り、他のメンバーが他のチームを回ってアイデアを共有し育てる(5分x3チーム)
8. アプリで解決できそうな、一番インパクトがある変化を選ぶ(5分)
9. 1枚の絵にする(5分)
10. 発表する(5分、1分x4チーム)
福井の大学生の不満オープンデータ(パブリックドメイン)
・自分に似合う服が知りたい(➔今日のコーディネート)
なぜ?髪色変えた時、年齢あがった時に昔着ていた服が似合わなくなる
・夜暑くて眠れない(➔フェイク温度計)
・駐車場の空き状況が分からなくてイライラする(➔駐Search)
・植物の画像から名前を探すのが大変(➔逆画像検索)
・こっちが忙しいのに暇している同居人がむかつく
発表の様子。NHKさんの取材もありました。
Webの仕様を決める、世界をひとつにつなぐ、W3C Tシャツ、しっかり映りました。
大学生といえば、9.15、鯖江市地域活性化プランコンテストの決勝プレゼン。
私も審査員として参加します。きっと、参加者、観覧車共に刺激的なイベントになりますよ!
「鯖江市地域活性化プランコンテスト|市長をやりませんか?」