IchigoJamをどんどん使いこんでいく様子が見えてうれしい!
わずか64画素のディスプレイのワンキーゲーム機でも、音が入ると格段に楽しいことが分かったIchigoDot。2013年にミンティア用に作ったものをいじって、IchigoJamに移植。LPC1114マイコンの処理速度の関係で、平均律音階の正確さには欠けるもののBGMや、効果音による演出の効果は抜群!
作曲方法はもちろん、MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)!MMLとは、音楽を作るコンピューター言語の一種。ドレミをCDEで表し、音の長さを表す数字を加えるとてもシンプルな言語なので、MSXやFM-TOWNSなど、かつてののパソコン少年は皆、手軽な音楽に挑戦したもの。意外と今でも楽しめます!
IchigoJam MML リファレンス 0.9.0以降
コマンド | 説明 | 例 |
[音] | 音(C D E F G A B)を鳴らす (Rは休符) | CDERFG |
[音]n | 長さを指定して音を鳴らす(.を付けると半分の長さ分伸びる) | C4 E2. D1 F32 |
[音]+ | 半音上げる | C+ D+ |
[音]- | 半音下げる | D- E- |
Tn | テンポ (TEMPO命令で後から変更可能) 初期値:120 | T96CDE |
Ln | 長さ指定しないときの長さ(1,2,3,4,8,16,32) 初期値:4 | CL8DC |
On | オクターブ指定 O1C(低音)からO5D(高音)まで 初期値:3(ver1.1までは 4) | O3CO2C |
< | オクターブ上げる(ver1.1までは >) | C<C>C |
> | オクターブ下げる(ver1.1までは <) | C>C<C |
$ | これ以降のMMLを繰り返す(BGMに便利) | C$DE |
Nn | 1-255 音の高さ指定してLで指定した長さで鳴らす (BEEP命令と同じ) | N10N5 |
お年玉探しゲーム 〜お正月ソングに乗せて〜
IchigoJamで音を鳴らすには、ファームを0.9.0以降にバージョンアップし、圧電サウンダーを用意しEX2とGNDに接続します。PLAY "CDE2" / TEMPO 255 / BEEP 10,60
詳しくは「IchigoJam-FAN」まで!