2014-02-24
先週2/19、鯖江市の来年度予算案の発表にて、鯖江市役所が日本の自治体初のW3C加盟する予定であることを発表しました!
福井県鯖江市 - 3月鯖江市定例記者会見 (平成26年2月19日午後3時00分~)
> (4)全国の自治体で初めて、W3C(WEBの規格を定めている団体)に加入します!
当初予算の概要 P7より

W3Cは、Webの発明者ティム・バーナーズ=リー氏が、1994年、MITに着任直後に設立した、現在388の企業・学校・自治体などで構成されたコンソーシアムです。W3Cは、世界中を統一された規格でつなぐ「One Web」をビジョンとして掲げ、Webの可能性を最大限に導くことを目的に、HTML5、CSS3、XML、RDFなど、Webの仕様や指針、標準技術の策定・開発を行っています。


(2010年W3C国際会議、ティム・バーナーズ=リー氏と、ボストンにて)

2010年、jig.jpがW3Cに加盟し、WebとセマンティックWebの発明者、ティム・バーナーズ=リー氏の進めるオープンデータで出会い、感動。データのインフラ整備に遅れをとってはまずいとW3C、日本サイトマネージャー一色さんに相談し、鯖江市長への提案を一緒に行ったのが、「データシティ鯖江」です。(福井県鯖江市>データシティ鯖江の状況


W3C一色さんと鯖江市役所訪問時、イベント「データシティ鯖江 行政×W3C HTML5勉強会」前

データシティ鯖江から始まり、日本24都市まで広まったオープンデータ。W3C標準であるRDFを使った5つ星オープンデータを使った実践的へとつなげることが重要な1年。W3Cへの日本の自治体加盟は、いよいよ世界ともつながる大きな一歩となります。行政の本気に、企業として市民(Code for Japan / Code for Sabae)として、応えたいと思います。

創ろう、世界最先端IT国家!

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