今回はアプリとアイデアの発表後、参加者で更にアイデアを深めるハッカソンを同時開催。ハッカソンの発表会では、任意の絵を使った、拡張現実技術、ARを使った「くろ〜す! 大村妙子さん(福井市)」の実現デモの披露など、もりあがりました!
「くろ〜す!」はリフォームを手軽に行うためのアプリのアイデア。家具の大きさを確認するためにはメガネであることが必須と強い主張。自宅の大きさを瞬時に測り、家具の組み合わせを確認できるアプリ。なんと、大村さん、初プレゼン!
エプソン、MOVERIOを担当する津田さんによる基調講演「ウェアラブル最前線」。津田さん、利用者視点から生まれた「くろ〜す!」をイチオシ、特別賞となりました!
若者が定着する街を目指して、既存の街コンの課題を電脳メガネやウェアラブルでスマート解決する「次世代型・街コン 古澤貴倫さん(東京都荒川区)」。
めがねからの見えるデモ映像でイメージが膨らみます。街コンに限らず、交流会、パーティー、普段の暮らしでも新しいつながりづくりに使えそうです。
ハッカソンで紹介された、MOVERIOにレッサーパンダのしっぽをつけて、かわいくするハック。
「スポーツ観戦めがね 溝畑雅之さん(滋賀県大津市)」は、スポーツを観戦する際に座って使う電脳メガネ用アプリ。2018年福井国体、2020年オリンピックに向けても熱い分野ですね。
ハッカソンでは、観戦者の視線がビームとなって可視化されるアイデアが追加!
高齢者による交通事故を防ぐための「歩行者教育システム」は、ARで車がくる様子を再現し、安全な渡り方を指導するというもの。横断歩道の使用を促す機能などもう一歩踏み込なだアプリになるとステキです。「福祉型スマートグラス by 小山昭則さん(熊本県合志市)」のアイデア、広範囲なカメラ画像、高感度な音声情報との組み合わせで交通事故0のまちづくり、目指したいところです。
アイデア部門優秀賞となった「鯖江単位めがね 吉越輝信さん(千葉県習志野市)」は、世界中のさまざまなモノの大きさ、重さ、速さなどの単位を身近な鯖江のものに置き換わってわかるというアイデア。
たとえば、凱旋門の高さは、1めがね会館。東京スカイツリーの高さ=13めがね会館
ハッカソンでは、電脳メガネでより視覚的に表現するアイデアがつくられました。観光者の人向けには、自分の地元の有名な建物と鯖江の単位となる建物を比べられる機能もいいですね。
高さ50mという、めがね会館を単位として変換するアプリです。
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ハッカソン風景、津田さんのお子さんはIchigoJamでプログラミングを体感!アプリづくり、アイデアづくり、どんどん加速させていきましょう。参加されたみなさま、おつかれさまでした!次世代メガネのハードやソフトを楽しく研究する「メガネ部!」への入部、お待ちしております!