2015-12-04
ざっくり言うとプリンタだと判明した、レーザーカッター(GCC LaserPro Venus II)の使い方講座がありました。
レーザーカッター使い方講座 in Hana道場


小学生、中学生、高専生、おかみさん会、アーティスト、写真屋さん、市役所職員、おじいちゃんと参加者、多彩!

やっちゃいけないこと!
- 鏡、レーザー内部に返っていってレンズにダメージを与えます(裏面から加工ならOK)
- 塩ビ、機械を錆びさせる塩素ガスがでるため絶対NG(もし出てしまったら速やかに止めて機械清掃必要)

加工に向いたもの
- 木
- アクリル
- ABS/PLA(3Dプリンターで出力したものもOK!) - 紙

加工できないもの
- 金属、今回のものは出力が弱いので無理(表面にコーティングがあれば削ることは可能)
- 陶器、同様(うっすら削れるかも?)

切れないもの
- 3mmを超えるもの(切断面をきれいにするため底に付属のハニカムスペーサーを設置)
- 高さが15cmを超えるもの(物理的に入りません)

加工しづらいもの
- 湾曲したもの(虫眼鏡のようにレーザーは集光するので上下差があるとぼやけます、多少はOK!)

一番注意したいのが、塩ビこと塩化ビニール、中に混ぜてあったりしてもNGとのことで、プラスチック系を加工するのは要注意。 見た目ではわからないらしく、素材表記があるものを使うのが確実! 十分注意しつつ、万が一、燃やした時に白ではなく茶色い煙がでたら即停止して、スタッフにお知らせください!


素材をセットして、CorelDrawを使って、加工用のデータをつくって、加工!
やさしいマニュアルが設置されたので、じっくり読みながらあれこれ試すとよさそうです。残念ながら、Mac用ドライバはありません。

写真やイラレなどでつくったデータをCorelDrawに取り込み、右側のカラーパレットから色を設定。
印刷ダイアログから、各色毎のレーザーの出力や動かす速度(ゆっくりすると強く照射できる)を設定。
出力は、最大95くらいまでにして、マックス100を使わないのが長持ちのコツとのこと。


本革に文字入れして、カットしたもの。もう少し浅い色の革だときれいにでるかも?
切断面はもけもけし勝ち。


COTU COTU看板!
木材への加工は仕上がりきれいでいい感じ。


鯖江のレッサーパンダ写真をjpgデータとして取り込み、素材の大きさに合わせることで、このように!


こんな風にお菓子にも刻めちゃいます!(Hana道場ポストより)


こちらは今週別日に開催した「つくる会」コンピューター入門の図、ゆるい移住の人にも参加いただきました!
大人もわくわくHana道場、鯖江駅から徒歩5分、ご見学だけでもぜひどうぞ!
(通常営業時間、平日11時〜17時、詳細はHana道場

関連リンク
- Hana道場 公式Facebookページ
- Hana道場の記事

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS