人が自分自身を探求する気持ち、これがきっと、人工知能の第一歩。
「小中学生100人プログラミングフェス」中学生の部、CPUの中の人として紹介されたロボット、ズームくん。
人に替わってやってほしいことを、スゴロクのようにあらかじめ作った道(プログラム)にすると、ひとつひとつ忠実に、かつ超高速に動いてくれます。
誰かがその動きを知的だと思えばそれが、人工知能。
簡単なようで奥が深いジャンケンにおける「でたらめ」な手。A=RND(3)で0から2の3つのくじびきを引くイメージで、Aという変数にいずれかの数がセットされます。
最初はグーをだす人、チョキを多く出す人など、性質がばれると負けます。 完全に法則性のない偏りのない完全なでたらめはコンピューターにも無理ですが、IchigoJamのCPUですら人の1億倍速い計算力を使って、かなりいいでたらめが生成できます!
0,1,2という単なる数をどう解釈するかは作り手次第。ジャンケンのグー・チョキ・パーと見立てるとジャンケンに、晴れ、曇、雨と見立てれば天気占いになります。
4行のプログラム、「ジャンケン」の掛け声のあと、RUN(F5キー)でコンピューターとジャンケンしてみましょう。100回やって勝ち越せたらきっと結構、運がいい!
IchigoJamプリント「ジャンケンゲーム&おみくじ」も用意しました。前に出した手は出さないように改良したり、相手の手を真似たり、究極のジャンケンを追求してみてください。 サーボモーターで実際の手をつくったり、勝ったり負けたりで表情をつけるのもいいですね!
(ジャンケンゲーム&おみくじ、印刷に便利なRNDとの2枚組pdfも!)
ややこしいでたらめのアルゴリズムもRNDで使えば簡単なように、最新の人工知能を実現する「機械学習」も無料から始められる便来なツールやライブラリがたくさん誕生しています。 子供もおじいちゃんも、レッツ、ディープラーニング!