IchigoSodaは、Arduino用、Raspberry Pi用と違って、IchigoJam BASICが書き込まれたCPUや周辺機器が搭載された、IchigoJam互換機。一足先に入手。
通信モジュールが基板底にあって、上部CN4/CN3が自由に使えるため、音声合成モジュールなど、拡張基板の接続が簡単!受信した数を読み上げるIoTもこんなにコンパクト。
デモ動画
IchigoJam BASICのプログラムはこんな感じです。(ドライバ不要、下記のみ)
10 GSB@R:IF !F CONT 20 CLS:?"<NUM VAL=";N;">wo jusinsimasi'ta":S=#900:GSB@T 30 GOTO10 500 @T:U=I2CW(46,S,LEN(S))+I2CW(46,13):RTN 810 @R:LET[0],48,48:U=I2CR(79,#800,3,#820,22):F=[16]!=5:N=[18]:RTN
簡単ですね!
10行、受信チェック(@R)し、受信ボックスが空(F=0)なら繰り返し。
20行、受信したデータ(N)を画面に表示して、画面の先頭アドレスを読み上げ(@T)
500行、サブルーチン、読み上げ。文字列Sと改行コード(13)をI2Cで送信。
810行、サブルーチン、受信チェック。データを受信、Fに受信ボックスフラグ、Nに受信データ
ちなみに、データの送信方法はこんな感じです
800 @S:LET[0],2593,19457,N,0,0,0,N>>8^N^102:U=I2CR(79,#800,13,#820,3):RTN N=15:GSB@S
データは8byte単位で送ります。
数以外のデータとして送る方法、一旦バッファに溜めておき、まとめて送る方法もあります。
「さくらインターネットが提供するIoTプラットフォームサービス、sakura.io | 開発者向け」
電源ON時、POWER LED点灯。CN5の5Vと違って、電源ONとsakura.ioのモジュールの電源が連動します。
起動後、1分ほどで接続が確立し、Status LEDが、一回点滅になったら準備完了!
sakura.ioのモジュールから下記2ピンの機能がIchigoJam側に接続されています。
WAKE_IN - IN1(OUT8)
sakura.ioモジュールの省電力モード管理
OUT8,0で休止、OUT8,1またはOUT8,-1でアクティブ
DIPスイッチ上(2)を左(ENable)で有効、右(DISable)で常にアクティブ
WAKE_OUT - IN2
sakura.ioモジュールに受信したデータありフラグ
1の時、受信したデータがある(受信ボックスが空ではない)。0の時、受信ボックスが空。
DIPスイッチ下(1)を左(ENable)で有効、右(DISable)で受信フラグをIN2に接続しない。
※I2Cコマンドで受信ボックスの状態は取得可能。
AquesTalk picoを使った音声ボードから音声信号をIN2にいれて口パクさせたIchigoJam、スライドスイッチを搭載して、切り替え可能にしました。
これで、sakura.ioの受信通知、WAKE_OUTを使うことも可能(音声信号を使う場合は、DIPスイッチ下を右にスライドし、音声ボードを切り替え)。
IchigoSoda まもなく発売!簡単IoT、ぜひお楽しみください!
sakura.io モジュールは、付属していないので別途お買い求めください。
「さくらインターネットが提供するIoTプラットフォームサービス、sakura.io | さくらの通信モジュール」
→ 発売開始!「IchigoSoda / IchigoJam for さくらの通信モジュール sakura.io 対応 IchigoJam互換機 / SCO-ICG-02」
IchigoSoda と IchigoJam とのウラオモテ
sakura.io モジュールをIchigoSodaの裏��のコネクタに接続した図
アンテナ固定用の穴が2つ追加で空いています。
IoTを理解する近道は、自分で実際作ってみること。
BASICでかんたんIoT、はじめましょう!
links
- IchigoJam
- sakura.io
- IchigoSoda / IchigoJam for さくらの通信モジュール sakura.io 対応 IchigoJam互換機 / SCO-ICG-02