2018-05-08
今月さくらインターネットから登場したIchigoJam互換機、IchigoSodaを使った初ワークショップ。
裏面にsakura.ioモジュールがそのまま接続できる、ソーダ色のIchigoJam。 発売直後なので、世界初!

都道府県で唯一、県内市町全域オープンデータ化達成し、地方版IoT推進ラボをすすめるなど、IT活用に積極的な福井県。県庁職員向け研修として、IchigoSodaを使ったはじめてのIoT講習を実施。


実習内容
1. コンピューターとは(秒間処理回数)
2. LED制御(LED1, LED0, WAIT60, 別途LEDを差し込みOUT1)
3. 繰り返し(GOTO)
4. 接触センサーづくり(ジャンパー線と、IN(1))
5. IoTのTをつくる(ボタン押しながら電源ON!)
6. 集中力測定プログラム(かわくだりゲーム)
7. sakura.ioを使ってIoT化(Tからネットへ、sakura.ioで送信)
8. ロボ、しゃべるIoTデモ


LEDをつないで光らせる、ジャンパー線を2本つないで接触センサーづくり


PCN代表、タミヤのカムロボを使ったタミヤロボットスクールの運営もやっているナチュラルスタイル社長、松田さんによるライブコーディングデモ、sakura.ioは発信だけでなく受信もOK。1万回通信して月64円!
しゃべるIoTや、ロボット制御、応用範囲は無限大!

気づきと対策
IchigoSodaでのLED1の感動が薄い
(すでに2灯点灯していて、表面実装版LEDのため小さく、他LEDと色が同じで変化に気が付きにくい)
→ 別途LEDを用意して、最初に差し込み、OUT1/OUT0命令を使う

電源容量が不足して接続が確立しない
(小型のACアダプターを分岐しミニモニターと合わせて駆動すると不足、1回点滅にならない)
→ 2Aの大型USB ACアダプターを使用。または、小型ACアダプター単体で使用(これでもぎりぎり?)

sakura.ioモジュールが裏面にあってIDの確認がしづらい
→ IDを表からも分かるような工夫をするか、最初にメモしてもらう。モジュールも両面テープで固定してしまった方が安心。

集中力データで競い合いがわかりづらい
→ プロジェクターで受信データでランキング表示プログラムを作成(次回ワークショップでお披露目!)

ライブコーディングしている様子ががわかりづらい
→ 講師席にビデオケーブルを用意しておき、プロジェクターに接続できるように準備する

講習時間、1時間はぎりぎり
→ 1時間半あるとちょうどいい(準備、片付けに30分ずつ含め、2時間半)

IoTづくりの実体験は好評!
→ IoTワークショップ機材一式貸出を検討(30セット、ダンボール2箱)


作った集中力の測定プログラムを楽しくテスト中

集中力測定IoTのプログラム(かわくだりゲームのIoTエディション)

10 CLS:X=16:CLT 20 LC X,5:?"O" 30 LC RND(32),23:?"*" 35 WAIT3 36 X=X+1-IN(1)*2 37 X=X&31 38 IF SCR(X,5) GOTO100 40 GOTO20 100 N=TICK():?N 800 LET[0],2593,19457,N,0,0,0,N>>8^N^102:U=I2CR(79,#800,13,#820,3) 810 IF BTN()=0 CONT ELSE RUN

20行 左ALT押しながらCで主人公をネコ化できる
36行 IN1につないだジャンパー線を触れさせると右へいく
800行 ゲームオーバー時にスコアを送信
810行 IchigoJam本体のボタンを押してリスタート
*1 SAVE0しておくと、キーボードを外して単体動作する(起動1分で送信可能となる)
*2 IN1にボタンをつけたり、センサーをつなげることで操作方法を改造可能

links
- sakura.io 省電力新ファームウェアv1.4、IchigoSodaで待機電力0.1W!
- BASICでIoT「IchigoSoda」さくらインターネットからまもなく登場 - IchigoJam for sakura.io

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