受けてくれたのは高知高専ソーシャルデザイン工学科 情報セキュリティコースの3年生、28名+見学の先生2名。
1コマ1時間半、sakura.ioモジュール内蔵型IchigoJam、IchigoSodaを使った手を動かす実習です。
情報の信頼性:見聞きしたこと < 自分の手で動かし体験したこと
人間、聞いたことが正しいとすぐに思ってしまったら世の中詐欺被害だらけ。
まず体験、実験。その後の裏取りとしての座学で理解を深めるが学習の最短手。
こちら実習のプレゼン資料。
プログラムの打ち込むところとの対応付きの手元資料、1枚を配布(PDFダウンロード)
この20年で無線インターネットの速度は20万倍に。
高速大容量になったからこそ実現したのがsakura.ioというIoT、夢広がる、月64円で1万回通信。
2年後からはじまる5Gはさらに30倍、もっと安くかもっと多くの実現も射程距離。
IoT = Internet + T = Interent + ハード + ソフト
ということで、まずはハードづくりの電子工作はじめのいっぽ、LEDひとつをIchigoSodaのソケットCN4に挿すだけ!
ソフトづくりはプログラミング。「OUT1」コマンドを使うと作ったハードのLEDが点灯します。消灯は「OUT0」でOK。
ディスプレイ、キーボードを一旦外して、スイッチ押しながら電源ONで、Tが完成!
つづいて、IoTづくりの題材、まちなか各地で測定する集中度IoTを想定。
ジャンパー線2本を使った接触センサーを使ったかわくだりゲームの亜種を、集中度センサーと呼びました。
センサーの先に大きなボタンをつけてもよし、画面をプロジェクターで大映しにしてもよし。
まちにIoTがあふれる世界を先取りしましょう。
F4でLIST表示、カーソル移動で赤字の3箇所に移動して変更したら、エンターでIchigoJamの記憶が書き換わります。
F4で編集できたことを確認できたら、F5で実行。集中度センサーができました。(資料左上の黒地にIが、配布資料に対応しています)
さすが高専3年生、タイピングが速いので予定よりちょっと早めに進みます。
「IoT」の「I / Internet」に、計測できたスコアNを送るコード。
sakura.ioモジュールとはI2Cというオープンなプロトコルで相互に通信します。
ぞくぞく届く集中度データ。モジュール裏面のIDと対応したデータをソートして表示するJSプログラムを使用。
「Ranking IoT - sakura.io」
サーバーレスで手軽に楽しめる、JSでwebアプリづくりも楽しいですよっ。
高専生向けにおすすめ、Armマシン語を使った12回分のテキストもあります。
「はじめてのマシン語 - IchigoJamではじめるArmマシン語その1」
ラズパイで動かすIchigoJam、IchigoJam RPiでもだいたい使えます!(入出力のハードを使う部分以外)
続く午前中の2コマ目担当、さくらインターネット sakura.io事業部長の山口さん
自分で動かしたものの裏っかわで動いているものが、いろいろ見えたはず!
IoTは、人間が作り上げてきた様々な分野の技術の結集なので、あらゆるテーマ探求への起点と言えそう。
そして同時に、IoTは総力戦。
柔軟な発想を持つこどもたちや、その親世代、更に上を巻き込むプログラミング クラブ ネットワーク(PCN)
高知高専がある南国市、PCN南国やってみない?の呼びかけに
なんと、3人、名乗りを上げてくれました!
プログラミング好きな高専生におすすめ、jig.jp、夏のインターンプログラム。
「全国高専生向けjig.jpインターンシップ募集開始のお知らせ」
エントリー始まってます。また会いましょう!
links
- こどもIoTハッカソン in 三重!はじめてのプログラミング・電子工作・IoTハンズオン、アイデアソン、ハッカソン、発表までを1日で!
- IoT for everyone! 大人IoTプログラミング体験 at Salesforce.com Tokyo Marunouchi
- 福井県庁職員向けIoTプログラミング講習会、世界初のIchigoSodaワークショップでの気づきと対策
- 学外連携、情報セキュリティ人材育成プログラムで育む高専生と地域のこどもたち