分数を数だと思っていると、いつまでたっても理解できない。
分数は、わり算を縦に並べて書くという表記方法であって、数じゃない。
実際、中学校以降、割り算は横にならべて書くスタイルは割り算記号と共に消滅し、分数という言葉も消える。
話を聞くだけで理解してしまうのは危険なので、自分の信用のおけるコンピューターを使って検証しよう。
こちらIchigoJamを使ったプログラミングの自習教材「IchigoJamプリント」に追加した、「分数のかけ算」
「分数のかけ算 PDF(ひらがな版)」 - IchigoJamプリント src on GitHub
日本人はなぜ「fraction」を「分数」と翻訳してしまったのか?
英語WikipediaのFractionには「表す」と記載がある。
ただ、子供によく見られていそうなSimple English WikipediaのFractionには、「A fraction is a number that ...」と表記があるので、日本だけの問題ではないのかもしれない。
罠にはまり悩み、そこから抜け出す快感を味わってもらうために用意したのであれば、しっかり自分で悩み、考え、抜け出すまでを見守る余裕が必要だ。 悩む時間は一人の時間。学校以外の時間でいかに遊べるかにかかっているのかも。
links
- プログラミングで楽しく学ぶ「分数の足し算 / IchigoJamプリント」 - IchigoJam検定をリリース!
- プログラミングの理解度をはかる「IchigoJam検定」小学生以上を想定 | リセマム
- 子どもパソコン「IchigoJam」がスキルを計る検定を開始 | ICT教育ニュース
- 分数が分かるアプリ
- 小学校で分数は教えるな!分数は数ではない 数の教育探求