「さくらインターネット、 日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance」発足 | さくらインターネット」
8領域21社のアライアンスで次世代の宇宙オープンデータ事業の創造を目指します!
(インフラ、データ収集、データ利活用、ビジネス開発、防災・セキュリティ、プロモーション、競争促進・人材育成、投資の8領域)
アライアンス21社のオープンデータ(csv-utf8)を作成(on web app / csvviewer)
jig.jpグループ、B Inc. は、データ利活用領域として参画。地上オープンデータの知見を活かします。
宇宙オープンデータの活かし方、現状と理想
共同CSR、KidsVentureの「IchigoJamで宇宙を見に行こうプロジェクト」、打ち上げた気球のデータを多角的に分析するために既存のデータを活用を試みます。
探すと発見「上空のオゾン分布を気球で調査」(JAXA | JAXAの歩き方 公開データのウェブサイトカタログ内、PDFより)
(JAXA | 科学観測用大気球)
紹介されていたサイト「SHADOZ (Southern Hemisphere ADditional OZonesondes)」から「DATA ARCHIVE」、なんとなく惹かれる「Java」を選択。1998年から2013年までのデータがありました。
データ形式(dat)の中身はスペース区切りのテキスト、このままでは解析しづらいので、アプリ「dat2csv」を作ってCSV化し、Excelで読み込み、計測不能な「9000」を「-」に置換してグラフ化。
(SHADOZ (Southern Hemisphere ADditional OZonesondes) - Javaのデータを加工、グラフ付きExcelデータ / csv-utf8 / on web app csvviewer)
大気圏の中で、我々が住んでいる対流圏と成層圏の違いは、高度によって温度の下がっていくか上がっていくかの違い。 このデータでは、-82℃まで下がったところでその境界を迎えているようです。高度16km。なかなかに高い!
年代、場所によっていろいろなデータがありますが、ひとつひとつダウンロードして解析していく必要があって手間がかかるのが現状です。 これを標準API「SPARQL」を使って、サクッと取得できるようになれば、多角的解析もAI活用も自由自在、楽できます。
宇宙オープンデータで広がる未来、ワクワクします!
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