2018-08-13
品川をプログラミングをよくする先日の品川区イベント」のアイデアの一つ「Temphum」

温度と湿度をいろんなところで測るおもしろさをみんなに知ってほしいとのこと!楽しかったですね。


温度と湿度から計算できる不快指数に加えて、空気1m3中に含まれる水の量を計算するアプリを作ってみました。
飽和水蒸気量(Wikipedia)にある近似式で飽和水蒸気圧を求め、湿度(Wikipedia)の飽和水蒸気量を求める近似式で、計算します。


飽和水蒸気圧と飽和水蒸気量を検算してみるためにグラフ表示してみました。飽和水蒸気量(Wikipedia)にあるグラフや値と同じなので、大丈夫そう。


品川まちあるきオープンデータの 14.csv を使って計算してみると、建物の外と中とで、空気中の水蒸気量が違うことがよく分かります。 日があたって温度が上がると連動して湿度が下がるのは、飽和水蒸気量が増えても水蒸気量は一定なので、相対的に湿度が下がるわけですね。

湿度がある程度高い時、温度が下がると急激に飽和水蒸気量が減るので、あふれた分が水となって結露するわけですね。
湿度より、水蒸気量を表示したほうがその場の空気感が分かりやすいという発見!

温度と湿度の計測、なかなか楽しいものですね!

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