2013年「世界最先端IT国家創造宣言」と「創造的IT人材育成方針 ~ITとみんなで創る豊かな毎日~」が発表された背景には、今の大人が招いた失敗があります。
人口減少社会において、現状のインフラ維持は不可能という現実を、未体験の大人は受け入れられません。 橋が崩れ、家が流され、大切なものを失っても十分な保障もない事態に陥ってからでは手遅れです。
あらゆる業界、地域、年代において増え続ける危機を、減り続ける財源で脱するためには、これからを担う子供たち世代との恊働する他に打つ手なし。 企業も行政も、社会全体が「創造的でITも活用できる人材」を求めていることを、大人たちは謝罪とともに子供へ伝えていく必要があります。
福井県越前町の教育委員会よりご依頼あった、教員向け研修会。
プログラミング研修会を通じてお伝えしたかったのは、簡単で楽しいプログラミング体験が「学ぶ楽しさを知るきっかけ」になること。
「コーディング(プログラムをタイプすること?)を教える」ことではなく、「プログラミング的思考(謎の造語?)を教える」ことでもありません。 AI/IoT/VR/ロボットなど、日々誕生するIT新技術。多数の新技術がインターネットとパソコンさえあれば、子供でも誰でも無料で簡単に扱えます。
社会を知り、自分の得意とマッチする課題に対して果敢にチャレンジする子供たちを、みんながサポート、協力し合うまち創りを福井から!
「福井県こどもプログラミング協議会」
「未知を学ぶ楽しさ - プログラミング研修 (スライドPDF)」
スライドはオープンデータです。自由に編集、改変、カスタマイズして、お使いいただけます!
総務省の実証事業で作成した、動画を含む、学校での実践方法を紹介したこちらのサイトも合わせて参照ください。
「地域で作る!手のひらパソコンIchigoJamを使った小学校プログラミング授業-事例紹介 | PCN プログラミング クラブ ネットワーク」
今回使用した機材は一人分のIchigoJamが取っ手付きダンボール箱にまとまった「IchigoIgai スクールセット」とIchigoJamのコアを切り出した、IchigoDake(いちごだけ)。
バッテリー駆動するため、電源の配線いらずで用意・片付けが簡単!
2時間半のロング研修、子供たちと同じように、休憩時間中にもミニゲームズを打ち込んでいました!
計算回数、記憶力、ネットワーク接続数が文字通り桁違いなのがコンピューターの世界。 大人ですら体験を通じてではないと学べないのがこの未知の世界。学び、分かる楽しさは、子供には大人の何倍にもなって響きます。 参加した先生から良い感想をたくさんいただき、ありがとうございました。
プログラミング必修化、福井市も前倒し導入が決まったとのことで、福井県内のプログラミングシーン、ますます加速していきそうです。
福井県内でのプログラミング研修のご要望ありましたら「福井県こどもプログラミング協議会(事務局)」まで、お寄せください!
links
- まず先生が勉強、プログラミング 福井市教委に研修要請相次ぐ | 学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
- 鯖江市小中学校全教員プログラミング研修。子どもロボット教室も – アゴラ
- 福井・鯖江で教員向けプログラミング講座 小学校での必修化見据え、実践授業も - 福井経済新聞
jigインターンDay4「Slack絵文字の急発達 - jigintern2018’s diary」