越前がにロボコンの模擬コースを使って、作ったロボットをプログラムで動かす。目は2つの光センサー、足は2つのモーター、手に1つのサーボモーター。道を白か黒かをプログラムで判定し、地球から惑星まで自動運転。
惑星についたことを認識したら卵を落とし、地球に帰還する。レアメタルをゲットできれば高得点。
小学2年生もキーボードによるコーディング!2016年度事業で、小学校の先生にプログラミングの先生になってもらうカリキュラムをベースに各地で実施している地域ICTクラブ。
「総務省|若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業|「IchigoJamでものづくり」~地域人材を活かして行うもの作りを通した科学技術体感型授業~」
プログラミングの基本、制御と計測の基本のあとのロボコンへの戦略づくりは、各地域ICTクラブの個性がでます。
ロボットの選定や、その味付けはそれぞれ。11.25の本線が楽しみです!
IchigoBoy pocketで、BEEP/PLAYコマンドを使った、音プログラミングに夢中の小学6年生。鯖江のHana道場は福井県坂井市からだと1時間弱と遠いので、近くにあってうれしいと父親談。
(自習にどうぞ、IchigoJamプリント)
なぜプログラミング教育をするのか?
その答は、体験することですぐに見えます。たった100円、電池で何日も動くコンピューターの力。それが自分の思い通りに動いてくれる感動。つなぐ入出力次第で広がる応用。インターネットにも接続できるのがIoT。
バグのないプログラムをつくることも、プログラミングを完全に理解することも、用途を絞れば簡単です。
まずは、用途を、1つのLEDを思い通りのパターンで光らせることだけに限定します。
この場合、使うコマンドは、以下の6つのみ。
1. LED [数](エルイーディー)
付属のLEDを制御する。数に1を指定すると点灯、0で消灯(0以外は点灯)
2. WAIT [数](ウェイト)
指定した数 x 1/60秒待つ。(1秒間に60回発生している画面の書き換え数でカウント)
3. [数] コマンド・・・
先頭に数を書くと、それを手順番号として記憶させる(数だけ書くと、その手順が消える)
4. LIST(リスト)
記憶したプログラムを表示させる(手順番号順に並ぶ) ショートカット:F4
5. RUN(ラン)
記憶したプログラムを先頭(手順番号が一番小さいもの)から順に実行する ショートカット:F5
6. GOTO [数](ゴートゥー)
指定した手順番号へジャンプする
1 LED 1 2 WAIT 60 3 LED 0 4 WAIT 60 5 GOTO 1 RUN
手順番号1のLEDの点灯から始まり、1秒待って、消灯、1秒待って、手順番号1へジャンプ、また点灯、待ってと永遠に繰り返すプログラムの完成! 手順を増やして、数を変えて、長く光って短く光る、チカチカと2回光るを1分置きにとか、自由自在。
7. SAVE [数](セーブ):数でファイル名(0〜3のみ)を指定しプログラムを保存する
SAVE Saved 54 byte OK
これをコンピューターに保存したら、キーボードもディスプレイも不要のLEDをチカチカさせる、エルチカロボットのできがり。手足をつなげば自在に動き、ネットにつなげばIoT。 ひとつひとつ、自分のペースで、積み重ねていくだけです。
IoTで光り方を変えられる帽子、4Gネットワークに必要な2本のアンテナがチャームポイント!