2019-03-24
化粧用スポンジの収縮を計測する変わり種センサー「ショッカクポット」を使ったやわらかボタン。 シリアル通信で使え、3.3Vでも動いたので、PC用のUSBシリアルを経由してマウス替わりのポインティングデバイスにしてみました。

やわらかい触り心地の新操作感、小さなこどもから、高齢者、障害者の方まで、幅広く提供する、インクルーシブソフトウェアとしてもオススメです! ThinkPadの赤いポインティングデバイスをご存知の方には、大きくなって、柔らかさが増した感じというとわかりやすいかも。


ショッカクポットの5V、GND、Tx、Rx、RSTを、3.3V(定格外ですが)、GND、RXD、TXD、DTSに接続すればハードウェアの準備はOK!

今回は、Python3でプログラムを書きました。

serport = '/dev/tty.SLAB_USBtoUART' import time, serial ser = serial.Serial(serport, 57600, bytesize = serial.EIGHTBITS, parity = serial.PARITY_NONE, stopbits = serial.STOPBITS_ONE) ser.dtr = True #reset time.sleep(0.1) ser.dtr = False time.sleep(0.1) ser.write('m'.encode('utf-8')) ser.read() # dummy recv 0xff time.sleep(0.1) import pyautogui try: data = [ 0, 0, 0, 0 ] # 10bit date: CH1, CH4, CH2, CH3 while True: ser.write(0x6d.to_bytes(1, 'big')) ser.flush() sum = 0 for i in range(4): n = int.from_bytes(ser.read(2), 'big') data[i] = n sum += n print(data) # drive Shokkaku pot! if sum / 4 > 40: pyautogui.click() else: dx = (data[3] - data[0]) / 2 dy = (data[1] - data[2]) / 2 dx = dx * abs(dx) dy = dy * abs(dy) pyautogui.move(dx, dy) except KeyboardInterrupt: ser.close()

pyserial, pyautogui を pip3 でインストール!
# drive Shokkaku pot! の下を書き換えるといろいろ好きに使えます
つまむ動作を認識して、特定の動作に対応させるのも、楽しそうです!


pyautogui.move の動作がちょっとぎこちないのが残念・・・。重いので自乗して簡易的に加速させています。java.awt.Robot版ともいいかも。

何事もまずは試作。山口県訪問時に買ってきた瓦そば。山口では家庭でフライパンやホットプレートで作って食べるのが一般的とのことなので、挑戦してみました。
高専生活躍! 異分野 x アプリ/IoTが熱い、G空間ハッカソン in 山口

一番の難関は錦糸卵。初挑戦に選んだ参考書はこちら
簡単すぎてウソみたい!失敗しない錦糸卵の作り方&春色アレンジレシピ3選♩ - macaroni

卵液を初回は全部いれてしまい分厚くなって失敗。2度目は裏返し忘れて失敗。3度目は焼き具合はよかったものの、細く切る技術が足りずそこそこなでき。「ひとつまみ」という、謎料理単位に悩みましたが、前進あるのみ。


牛肉を先に焼いておき、ゆでて水でしめて、ザルで水切りした茶そばを炒める。やきそばと違って、あまりかき混ぜず、焼く感じがポイントと知ったのは作った後。 確かに、本場で食べた瓦そば、下の方はカリカリしてました。その触感の違いもまた特徴とのこと。


ネギ、ノリ、レモン、もみじおろしを省略、しかも卵と肉が逆だった、第一試作でしたが、おいしかった!
次は、フルバージョンにチャレンジしたい!(Amazonにありました他多数

links
- タッチエンスのショッカクポット(POTU-001-1)を触ってみた。 - Qiita
- やわらかIoTボタンとバーチャルリアリティ VR ZONE SHINJUKU体験で想うVRゲーセンの未来形
- ショッカクポットI2C版 - Amazon

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