電源は別売りですが、単3電池二本や、ボタン電池をつなぐだけで動きます。
とはいえ、最初は何もソフトウェアが入っていないので、別のコンピュータから転送する必要があります。1つ10円で売っているスイッチを2つつけて、シリアル端子経由でパソコンに接続。無料でダウンロードできる専用の開発環境で、創ったプログラムを転送すれば、OK。キーボードやディスプレイはありませんが、代わりに22の入出力用があるので、それに好きなものを接続できます。
(110円のコンピュータ、LPC1114を使った製作途中のモノ)
私が最初に買ったパソコン、MSXが、動作周波数3.58MHz、ストレージ・RAM兼用で16KB、別途表示用のRAM16KBの8bitコンピュータでした。これと比較すると、メモリサイズは似たようなものですが、一度に処理できるbit数が4倍、動作周波数は14倍も速いです。こんなスペックのコンピュータが、お菓子のような値段で買って使えるおもしろい時代です。