2019-12-07
各地域で進む「xIT」の取り組み。今日は信州ITバレー構想を発表し、2050ゼロカーボンを日本初宣言した熱い長野県にて起業家甲子園に向けた信越地区大会!

信州で未来づくり、信州未来アプリコンテスト0(ZERO)
3年ぶり3度目の第5回目となったコンテスト、応募総数74!決勝進出した、小学生から29才の社会人まで、全21プランのプレゼン、楽しい時間をありがとう!


長野県知事、阿部さんも観戦!SDGsバッジを見かけたので、鯖江発のグローカルアプリで記念撮影!


NICT賞として選出したのは、長岡高専パトライトIoTチーム!
地元の企業との連携と「お手���IoT」の実現とその横展開に可能性あり!


新たに加わったデータ活用部門、そのお手本を示してくれた、自転車盗難推測Bot開発した社会人参加の川野邉さん!
2019 信州アプリコンテスト0の振り返り。 - NAGANO ENGINEER LIFE


盗みの傾向 - 長野県警オープンデータ
長野県警による犯罪記録のオープンデータ、私も使ってみました。
自転車、自動車、バイク、自販機、部品と、CSVで公開されているものを さんのプレゼンと同様に曜日別、時間帯別に分類します。 データは「長野県オープンデータサイト」から直接使っているため、更新されれば自動反映。


縦長の画面で見ると、自動的に転置した縦長の表として表示する機能だけつけてみました。
発表でも言及されていましたが、住所よりもう一歩踏み込んで、緯度経度を付けてくれるとより細かな分類ができてうれしいですね。 オープンデータなので、地元の人ならわかる「あぁ、あそこの駐輪場ね」を追加加工したデータを二次流通させるのも手!


長野高専で楽しくプログラミングを教えている、伊藤先生!
プログラミング言語は何から学ぶべきか? ロボットプログラミングゲームをIchigoJamでプログラミング! C言語の教科書「Springs of C」より


長野県宮田村から参加の小学生チーム!ぜひ、PCNこどもプロコンにもチャレンジください!


横浜から参加!


名古屋から参加のトライデントコンピュータ専門学校チーム!


今回の会場は長野市、信州大学工学部。発表全プランを振り返ります。


どこでもドラム by ためちゃんず(新島学園中学校)
欲しい → 創ろう! とっても大事!
使う → 改良 → 使ってもらう → 改良 → 何か他に思いつく → 創る → ・・・どんどんアイデアと創れるものが広がって楽しい!
IchigoJamを使ってサーボで何か叩いたり、本格ドラムMIDI音源を制御するのも楽しいよ!遅れの問題、解消するかも。


読書のすすめ by 小森航平(未来工作ゼミ)
Scratchを使ってジャンルを楽しく決める!どういう人にどんな本をオススメするか、深堀りするとおもしろくなりそう。


AIスクッチブラザーズ by 水谷俊介(信州大学教育学部付属松本小学校)
小学生だってAIしたい! → できる!
AIの画像から姿勢推定の応用 Posenet2Scratch を使ったゲーム、2台並べて通信対戦とかできると熱いかも!?


keep our lives safe system by 国土交通省交通安全課(新島学園中学校)
実際に事故に遭った経験から交通安全問題に切り込んだ作品。
アクセルとブレーキ、踏んだらそれぞれ固有の音をならすことで踏み間違いをなくす、シンプルだけど意外といいかも!
居眠りを検出するのに、ハンドルの動きをモニタリングするのはきっと有効。


がるびっち☆せぱれーしょん by ノーストップイーグル(宮田村立宮田小学校)
5つ中で燃やすゴミはどれでしょう?正解は全部!

大人でも間違える、ややこしいごみの分別問題に独自設計したバーコードと読み取りロボットとソフトウェアでチャレンジした小学生チーム!


ことわざカルタ by 頭文字AI(新島学園中学校)
外国人と楽しくカルタをしたい!キータッチを使った、電子化したカルタで自動正誤判定!
多言語がかかれたカルタを複数音声を同時に鳴らす、聖徳太子カルタとか楽しいかも?


甲州弁翻訳アプリShingen by 都留高校アプリ開発チーム(山梨県立都留高等学校)
地域の歴史と文化を音で感じる方言、甲州弁の魅力をアプリで伝える意欲作。
かざすと全部甲州弁になって見えるメガネとか、字幕付き甲州弁YouTuberとか、甲州弁ゲームとか、地元ならではのチャレンジおもしろい!


ぶんべつくん by ほぐろ(長野県松本工業高等学校)
ごみの路上不法投棄に対するITを使った解決案。分別していれてくれる人に正解データを作ってもらい、面倒な人にはお金を払って自動分別機能を提供するとか?
路上のゴミを自動的に拾って捨てくれるゴミ拾いロボットの開発も夢がある。


編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ by 武田和樹(豊島区立西池袋中学校)
お母さんがオリジナルな絵柄を手編みするときのイライラを、アプリ化して解消!
Scratchの作品をUnity化して、iPhone/Androidアプリとしてもリリース!
��真取り込みから手編みスタートまでがシンプル。全くの初心者向けに編み方の基本を教える動画をつけて、道具入手からサポートするとアフィリエイト収益上がるかも。


信州ナビβ by ちくわ(信州大学教育ダク部付属長野中学校等)
既存のサービス「信州ナビ」はターゲットが絞り込めていないとバッサリ!
欲しい機能を加えたり、いらない機能を減らせたりできるオープンソース化という手もありますね!
Scratchでは作りにくいところ、HTML+JavaScriptで作って GitHub などでの公開がいいですよっ。
JavaScriptはじめのいっぽ「はじめてのJS」つくるひとをつくる@木更津高専 - first step of JS


パトライト監視IoT by あなたの心のパトライト監視し隊(長岡高専)
工場内、機械の異常を知らせるパトライト、現状は、人が1-2時間に一度で見回っているそうなので、お手軽IoT化!


画像解析やAI判別から、光センサーを使った安価なものまで、手軽に始められるけど、実際の現場ではいろんなトラブル満載。
だからこそ、実際の現場でできる高専の強みが活きますね!


ななせぐッ by ちょっと終バス逃しました(長岡高専)
こちらも現場の声、ノギスからのデータ取りを効率化したい!
7セグの数値読み取りは、太陽光パネルの発電量や、各種センサーの値表示をリアルタイムオープンデータ化するのに便利そう!
良い名前なので、ぜひオープンソース化検討をっ


三世代サポート運転アプリ by サボテン(トライデントコンピュータ専門学校)
高齢になった親の運転を孫の声を使って子が見守るソリューション。
使いたくなる工夫として、孫が運転を褒めてくれるとよいかも!IchigoSodaやsakura.ioで月額66円、車に常備しちゃうのもいいかも!


カジタツ〜目指せ家事の達人〜 by MOST(トライデントコンピュータ専門学校)
ローカルルールが大変な家事を、動画で助ける家庭円満支援アプリ。
あえてシェアしないサービスもいろいろ登場しそう!


心に残る研究紹介エージェント by kbylab(信州大学)
大きいはそのままインパクトになる!説明の要所要所でズームするとぐっと印象が強くなるという仮設、実際やってしまうのがすごい!
音声合成に違和感あるので、ボイスチェンジャーなど使って、なめらかな音声を録音したもの使うとかするとぐっと実用に近くなりますね。


プリント点呼 by ZONE(トライデントコンピュータ専門学校)
30人を受け持つ先生がプリントで宿題を出したら、その点呼だけでも一苦労。
QRコードシールを事前配布して、読み取り専用アプリでその手間を削減!QRコードシールの脇にマークシート状の評価ボックスを加えて読み取れるようにすると成績管理も同時にできて更に楽かも?


マイミー MyMe by 阿部正寛(未来工作ゼミ、(株)アソビズム)
判断支援アプリ。小さな判断履歴を積み重ねていくと、自分の特性が分かって、間違いにくくなるのかも。
先人の失敗判断も見られるとおもしろそう。


eat marker by eat marker(トライデントコンピュータ専門学校)
10分の滞在を自動的に訪問と見なしてすばやく検索できる飲食店管理アプリ。
SNSを使わない多数派に広がれれればおもしろい展開もありえそう!


朝からドキドキアラーム by 形山竜一(長野高専)
リマインダーとアラームを融合したサービス。いっそ予定を叫びながら起こしてくれるといいのかも?
今日やらねばならないことを連打して、倒すゲームが済むまで止まらないアラームとか、学生の朝起きられない問題は世界共通、学生ならではの発想にヒントあり?


聖地コネクト by ARTSAR(情報文化学園アーツカレッジヨコハマ)
日本のアニメ好きが世界から集まる聖地をARで言語の壁を越えて楽しむサービス。ファンアートが各地で楽しめるのもおもしろそう。


自転車盗難推測Bot by 川野邉賢二((株)日本システム技研)
長野県の自転車盗難オープンデータを使った、ココに自転車停めても大丈夫?をLINEボットで聞けるサービス!
信州ITバレー構想の実現にはデータが大事!まさにそう!


審査委員長の信州大学不破さんからの来年に向けて力強いメッセージ!
待ってもこないSociety5.0、みんなで創ろう!


長岡高専パトライトIoTチーム、全国大会「起業家甲子園」に向けて、やるき十分!

links
- まわそう「ものづくりループ」、起業家甲子園の挑戦権を手にした中学生、信州未来アプリコンテスト0 2016年
- オープンデータ・学生・地方創生、信州未来アプリコンテスト0 2015年

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