マウスの左クリックをIchigoJamからOUT1/OUT0でプログラム制御し、IchigoJamのプログラムをPCに転送実験、成功です!
DAISOで300円、有線USBマウス。
ネジ一本で分解できます。シンプルな基板!ボタン用のマイクロスイッチが3つ、ホイールの回転を検知する部品、USBマウスの機能と移動量を検知する部品が一体化したものなど。
基板、裏面です。回路を目でも簡単に追えます。どこがGNDか調べるところからはじめるのがオススメです。PCを壊してしまわないよう、接続しない状態でまずは調べましょう。
ボタン3つをジャンパーとコネクタで横取りします。これを好きなスイッチに接続することで、オリジナル入力デバイスのできあがりです!大きなボタン、足で押すフットスイッチ、力がいらないマイクロスイッチなど、いろんなスイッチをつなげて遊べます。
左クリックをIchigoJamのOUT1につなげば、OUT1で離した状態、OUT0で左ボタンを押した状態になります。
IchigoJamのプログラムからマウスのボタン操作、自由自在!
IchigoJamのプログラムが記録されているメモリ、16進法で #C00 から、容量分、マウスクリックでPCに転送してみましょう。
「mousereceiver」は、まずはマウスの押された時間を計測し、その長さをシリアル信号8bit分の長さとして使って、その後のON/OFFを解釈し、画面にIchigoJamのプログラム形式で出力します。
モールス信号の如く、手でも実験できるので、何度かカチカチ、押してみましょう。
プログラムを使えば、正確に転送することができます。送信時間の単位を W で設定。長くしたり、短くしたり実験してみましょう。
100 W=4:OUT0:WAITW*8:OUT1:WAITW*8:FORI=0TO1024-FREE():C=PEEK(#C00+I):?HEX$(I,3),BIN$(C,8),C:FORJ=0TO7:OUT!(C>>J&1):WAITW:NEXT:NEXT:OUT0:WAITW:OUT1
いろんなデバイスの改造、楽しいですが、無線機器の改造は電波と電波法の知識が必要になるので、注意しましょう。
(参考、DAISOの300円無線マウスを改造して、ワイヤレスかんたん入力マシンが創れる!? → 不推奨です)