オススメしたのは、オープンデータとデザインの強化。実はいいものがたくさんある福井県、謙虚で真面目な県民性故、うまくアピールできずにいますが、オープンデータというあるものをあるがままに公開する手法の広まりは大きなチャンスです。これに高いデザイン性が加われば、多くの人の目を引き、実際本物を体感した感動は広くシェアされていくことでしょう。
ふくいのスマホアプリ界隈を西川知事に紹介するMA7勝者、中西さん
例えば、福井県は恐竜の化石発掘数日本一で、勝山市には福井県立恐竜博物館があります。カナダ ロイヤル・ティレル、中国 自貢(じこう)と並ぶ、世界三大恐竜博物館のひとつともされています。来場者数を増やす方法はという西川知事のお題が会中にありました。
まずはオープンデータ(RAW DATA NOW!)です。持っている膨大な恐竜に関するテキスト、展示位置、写真、動画、3Dモデルなどのデータをオープンデータ化し、世界中の恐竜ファンの人に自由に使ってもらうことを挙げました。きっと、タブレットやスマホ用のステキなアプリが多数登場することになり、日本中、世界中からいつか実際に見に行きたいというファンが増えることでしょう。
次にWebデザインです。行きたくなったファンが最初に調べるのは、公式のWebサイト、そのトップページの印象は人間の第一印象同様、非常に重要です。しっかり確実に、訪れるための方法を案内しましょう。詳細な情報などは、オープンデータを元にした質の高いアプリをピックアップして紹介するページがあれば十分です。
下記が、現在の三大恐竜博物館のトップページです。世界一、目指しましょう!