ひとまず、ブラウザで動くBluetoothを探すだけのアプリを動かしてみました。
「Bluetoothを探す」
十数メートル飛ぶというBluetoothの電波、意外とたくさんのデバイスを拾うことがわかります。アンテナマークは電界強度。基本的に強いほど、近くにあるということです。
隣に並ぶ16進法の数値は、Bluetoothデバイスの48bit(6byte)のMACアドレス。
接触管理アプリでは、これが10分変わります。また、通常のBluetoothデバイスでも周期的に変更することが推奨されていますが、ほとんどの場合、変更していないという古い記事もあり、隠しています。
(Bluetooth Low Energyでウェアラブルデバイスから情報がダダ漏れの恐れ - ITmedia エンタープライズ)
今回使ったプログラムは、下記、たった1行。スーパーハッカーである必要はありません。
btn.onclick = () => { navigator.bluetooth.requestDevice({ acceptAllDevices: true }) };
日本政府も配布予定としている「接触管理アプリ」の解説に全体の流れがわかる図を追加しました。
もし、MACアドレスが変更されない、電波を発信し続けるBluetoothデバイスを持って町を歩くと、常に自分のIDを大声でアナウンスしながら歩いているに等しい状態です。
当たり前のように使っている電波ですが、その実態も知った上で使いたいですね。