「これは2位は絶対だめ とにかく1番と外部から評価すること」
とにかく1番!と千葉市長兼CIOと三木CIO補佐官。日本は世界ランク19位ですが、国内行政内でのランキングもおもしろそう!
「Webの未来 日本はWeb進捗度19位! #opendata / 福野泰介の一日一創」
市民、市職員、市長がざっくばらんに話せる鯖江市。
鯖江市地域活性化プランコンテストの企画運営しているNPO法人エル・コミュニティ理事長の竹部美樹氏も参加。
いかに幅広い人達に関心をもってもらえるようなアプリをつくれるかがポイントです。
先日、鯖江市・越前市の合同事業での街灯LED化事業が環境省から採択されたことがニュースになっていました。そんなホットな街灯の位置データをオープンデータ化することで、例えば夜道マップとか、街灯が切れてる事を簡単に報告できるアプリとか、便利なものからくだらないものまで、あれこれ夢が広がりそうです。
鯖江市内を走るバスにはスマホが搭載され、リアルタイムにどこにいるか分かるようになっているだけでなく、プログラマーであれば自由にアプリが作れちゃう、WebAPIも公開!
「つつじバス / 鯖江市|WEB APIデータ」
「つつじバスモニター」このシーンで使っているWebアプリ
鯖江牧野百男市長(71)、市長のFacebookの更新とブログが鯖江最大のメディアになってます。
鯖江市のオープンデータに向けた組織、去年、情報統計課内で実験的にデータシティ鯖江がスタート、今年は広報機能が統合され、CIO設置+情報広報課+期待の新人という体制に大幅強化されました!
> 国としての成長戦略の柱のひとつIT、ITの大きなツールがオープンデータ、経済効果は年間5.4兆円
> 公共のデータと民間のデータを組み合わせることによって新しい価値を持った産業やサービスを創造する
と語る、IT担当大臣の山本一太氏、持っている資料は鯖江市の取組
公共サービスではできなかった、民間データとの組み合わせが、オープンデータになれば、民間がフル活用できることになります。
早速、番組冒頭に登場した「トイレこんしぇる」を改良し民間データも組み合わせてみました!
なんと千葉市、飲食店の開業・廃業データをオープンデータ化するとのこと!
飲食店の開廃業は、申請が必要なので、都道府県または政令指定都市にはデータが揃っています。これがオープンデータになると非常に便利になります。グルメ情報は住んでいる人、観光やビジネスに来る人、みんなに役立つアプリができることでしょう。ヤフーからの要望ですが、オープンデータとなれば、営利・非営利問わず誰でも利用することができるので、既存の枠を超えた、さまざまなおもしろいアプリが登場することでしょう。
例えば、こちら自分で集めた鯖江のグルメデータを使った鯖江ランチスロット「鯖江ランチスロット」何食べようか迷うときにぴったり!こんなアプリが全国・全世界で創られ、使えるようになるわけです。
ちなみに、今回私が着ていたのは、プロフェッショナルコネクター勝屋久氏による「つながっちゃおう!パーカー」です。各部署・各地にある個々のデータ同士が、オープンになることでつながり、新しい価値創造爆発が次々と起こしたい。そんな想いで着ています。
タイミングが良いことに、来週6/12(水)幕張メッセでInteropなどと同時開催されるロケーションビジネスジャパンにて、千葉市CIO補佐官、三木浩平氏も参加するパネルディスカッションがあります。2位は絶対だめです。世界一の情報都市をいち早く創り、世界に先駆けた産業創出こそ日本の未来。会場でお会いしましょう!
6月12日(水)14:00-15:30 国内外で活発化するオープンデータの動きと地理空間情報
<Chair>
坂下哲也 一般財団法人 日本情報経済社会推進協会 電子情報利活用研究部 部長
<Speakers>
岡田武 経済産業省 商務情報政策局 情報政策課 情報プロジェクト室 室長
高橋陽一 インディゴ株式会社 シームレス空間基盤研究開発センター センター長
三木浩平 千葉市総務局 次長/CIO補佐監
福野泰介 株式会社jig.jp 代表取締役社長
概要
欧米・国内でオープンデータの動きが活発化している。我が国でも、平成24年7月に「電子行政オープンデータ戦略」が発表された。特に、地理空間情報については、様々な情報を融合するキーとしての重要性から、オープンデータへの期待も高まっている。平成24年3月には『電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(仮称)』が策定される予定になっており、今後、迅速で、戦略的な推進が求められている。本セッションでは、オープンデータを進める「政府、行政」と、それを利活用する「産業界」の対話を通じて、経済活性化等につなげるために重点的に推進すべきポイントなどについて議論を行う。
「講演概要 | 国内外で活発化するオープンデータの動きと地理空間情報」