2013-06-09
どんどんPCに近づいていくスマホ、13年前ケータイ初のアプリ、iアプリはプログラムの容量制限10KB、メモリが最小の端末で40KBでした。今では、プログラム容量は100MBをも超える容量も扱え、メモリも1GB単位で使えるので、なんと1万倍も大きくなっています。ますますおもしろくなるスマホの世界ですが、一方、コンピュータがどんどん小さく安くなることによって、いままでコンピュータ化されてなかったに無い世界に入り込んでいっています。今までのコンピュータの世界と区別する意味で、普通の世界を物理世界ととらえ、相互につなぐことをフィジカルコンピューティングと呼んでいます。

konashiの登場をきっかけに、フィジカルコンピューティングをあれこれと試して来ましたが、興味持ってくれる仲間も増えてきたので、フィジコン部の設立を決めました。あれこれ作ったものを見せ合ったり、面白そうなネタを共有したりするクラブ活動をイメージしています。マイコン部という名前も懐かしくていいかと思いましたが、ここは時代に即してユニークな名前「フィジコン部」と命名しました。

フィジカルコンピューティングに使うと面白いマイコン。マイコンを使ったミニマルなコンピュータです。LPC1114というマイコンは、ブレッドボードで遊ぶにはちょうどいいです。3Vで動作するのでボタン電池を差し込めばプログラムが動き出します。マイコンの世界でのHelloWorld、Lチカ(LEDをチカチカさせること)をやってみました。1ボタン入力、1LED出力のミニマルなコンピュータに仕立ててみるのもおもしろそうです。

プログラムの書き込みはシリアル通信できる別の基盤を使って接続しています。書き込み終わったら不必要なケーブルは抜いてしまえばOKです。マイコンが110円、ミニブレッドボードが150円の合計260円と、Arduinoなどより圧倒的に安上がりなのが特徴です。ご興味有る方、Facebookグループの「フィジコン部」へどうぞ!

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