JavaScriptでは、import/exportを使ったESモジュールがオススメです。まだ script タグをずらずら並べている古いコードが多く見られますが、早く移行したいところです。
ネックは、ローカルでの開発において、ローカルファイルのimportがCORSの関係で失敗してしまうこと。ローカルでwebサーバーを立ち上げれば解決するのですが、ちょっと手間がかかるのが難点でした。
そこで作ったこちら「liverserver」、Node.js で便利な live-server を Deno に移植。Denoが入っていれば何もインストールすることなく、シンプル1行で安全で便利なwebサーバーが起動します。
HTMLファイルがあるディレクトリで下記コマンドを実行
$ deno run --allow-net --allow-read https://js.sabae.cc/liveserver.js
ブラウザで表示された http://localhost:8080/ を開いてみましょう。
URL指定で動くのが便利なJavaScriptランタイム Deno(ディーノ)
ネットアクセスとファイルの読み込みを許可していますが、書き込みは許可しなくても動くことで、変なことされない安心感があります。
それでも心配な人は、下記で実行すると、危険な操作毎に許可するかどうか聞いてくれます。
$ deno run --prompt https://js.sabae.cc/liveserver.js
便利なことがわかったらインストールして、簡単に起動できるようにしましょう
$ deno install --allow-net --allow-read https://js.sabae.cc/liveserver.js
後は任意のディレクトリで liveserver とするだけ起動します。便利!
$ liveserver http://localhost:8080/
8080が使われている場合、順番に1足しながらポートを探します。CORSにも対応しているので、複数サーバーを使ったテストにも便利!
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