2021-11-17
ビジネス(商売)として成り立つすごいアイデアや、イノベーションにつながるものすごいアイデアが、そう簡単に出てくるものではありません。

アイデアをまずはモノやサービスとしてのカタチにする必要があり、創って初めて見えることからの再実装と改善、そしてこれを繰り返すこと。 うまくいって、ビジネスが生まれ、大きく広がり、もし社会が変わったら、結果としてそれはイノベーションだったと呼ばれるでしょう。
ビジネスアイデア3つのコツ

つまり、ひとまずカタチにすること!

体力維持を兼ねて楽しむ、中学校で覚えたソフトテニス。試合時の得点板がめくりにくく、壊れやすいのが不満でした。 得点板とはそういうものと「不感」になってしまう前に、なんとなくの「理想」に向けて、作ってみたものがこちら。


「テニスポインター」
キーボードのキー操作で左右のチームの得点を上下します。


得点の表示をフルカラーLEDで行う表側。数字のカタチで並ぶWS2812Bの基板ですが、ひとまず左右ハジのLEDだけ使用して、得点を表示したところ、なんとこれで十分という結論に。


micro:bit用フルカラーLEDボード(数字型) - スイッチサイエンス
ジャンパー線を3つ用意するだけ、IchigoJamでも制御できますが、WS.LEDコマンドで扱えるのは34コまで。42コ全部のLEDを付けるにはマシン語の助けが必要です。 ただその場ですぐに使いたい得点板。ひとまず左右はじの番号を調べて、得点プログラムを作って、使えるカタチにしました。


ソースはこちら!

作ってしまえばモニターは不要になります。ボタン操作が理想なところをキーボードで代用したら、モバイルバッテリーと合わせてキーボードの溝をつかって、いい感じに表示できるように改善してくれました。

創造には、思わぬ発見が付き物。やめられませんね!

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