データ量が多めなQRコードです。表示アプリでは、氏名や生年月日が表示されないようになっていますが、QRコードにその情報が含まれているのでご注意ください。 iPhone標準カメラで読み取ると、本名、生年月日、摂取日、検証済みであることが分かります。
「jsQR Demo」
QRコードをデコードするライブラリ「jsQR」をESモジュール化した「jsQR-es」を作り、PCやスマホのカメラを使って、生データを見られるようにしました。
「新型コロナワクチン接種証明書アプリで表示できるQRコードが公開されている規格だったのでverifyできるか確かめてみた。 | DevelopersIO」
読み取った shc:/ で始まる数列をこちらのコードを使ってデコードと検証ができました!
ただ気になるのは検証に使う公開鍵。証明書発行者として「福井県鯖江市長 日本国厚生労働大臣」とあるので、鯖江市佐々木市長と厚生労働大臣 後藤茂之さんの公開鍵による電子署名を期待しましたが、デジタル庁のこちらの公開鍵で電子署名されているだけのようです。
デジタルな証明書は、紙と違って、誰でも検証可能な点が圧倒的に優れています(参考、ハンコはすでに死んでいる!? 公開鍵による安全で検証し放題のサイバーハンコにどう移行するか?)。
デジタルならではの技「公開鍵技術を使った電子署名と検証」を広く国民に知ってもらうよう、デジタル庁による公開鍵暗号の存在と、検証方法の周知をお願いします。