2022-11-14
知られるまちから、選ばれるまちへ。鯖江市のシティブランディングの提案会。

新しい鯖江に向けて、踏み出しました!


鯖江も例外ではない人口減少時代。Google検索で表示される鯖江の人口は、6.934万人ですが、表示されるのは2018年付の古いデータ。


「鯖江市の現在の人口 – めがねのまちさばえ 鯖江市」

鯖江市が毎月公開する人口データを見てみましょう。上記ExcelからCSVオープンデータ化するシビックテック、 GitHub上でまとめてあり、表形式でも見られます。


「鯖江市の人口推移」

JavaScriptでグラフ化したアプリがこちら。公開されている2015年8月以降、最も少なく、この11月で6.9万人を割り込んでいます。今年に入って415人減ときっと過去最大の下げ幅。 2015年以前のデータも見たいですね。(参考、鯖江オープンデータのネクストチャレンジ、エクセルで更新される鯖江市人口推移を自動的にグラフ化するJavaScript with SheetJS


気になる内訳。Excelで今年1月1日付けデータとの差分をとったものです。地区別の増減が分かります。中河地区と吉川地区は増加しています。

様々な課題、データとデジタルを活用して解決していきましょう。市民主役=こどもも主役。未来を担うこどもたちによる提案と実行を支えていきましょう。

上記、鯖江市の月別人口をIchigoJamと、IchigoJam用無線LAN拡張ボード、MixJuice用のオープンデータとして使えるようにしてみました。(mixbox src on GitHub)


「鯖江市人口オープンデータをグラフ表示 on IchigoJam web」

10 U="MJ GETS 15J.AM/SABAE_POP_201508?" 20 ?STR$(U);"C=LEN":INPUT N:?N 30 ?STR$(U);"C=GET&R=.1&N=";N 40 FORI=0TON-1:INPUT[I]:NEXT 50 FORI=0TON-1:A=([I]-6890)/3:FORJ=0TOA:?"*";:NEXT:?:NEXT

IchigoJamでオープンデータを取得してグラフ化。返ってくる文字列を INPUTコマンドで受けるのがポイント。大文字でもOKなドメイン名、サービス名やパラメータ名も全部大文字で設計した、JavaScript/Denoで作った、サービス mixbox.js

「I/O」ボタンを押し、「MixJucie」チェックボックスを入れるとバーチャルMixJuiceとして、外部サイトからデータを取得できるようになります。

例えば、ID=1 の人が、データ55を登録する場合、下記コマンドで登録できます

?"MJ GETS 15J.AM/TEST?ID=1&D=55"

IDやデータ(D)を変えていろいろと登録した後に、下記で平均が返ってきます

?"MJ GETS 15J.AM/TEST?C=AVE

平均(AVE)の他、最大(MAX)、最小(MIN)、データ量(LEN)、順位取得(RANK)、偏差値取得(SD)、データ取得する(GET)、データのそれ以上の追加を禁止する(LOCK)など、シンプルなコマンド群を用意しました。(src on GitHub)

順位や偏差値を計算するとゲームも盛り上がりそうですね!こどもから大人まで、データを使いこなす人材、増やしましょう!

MixJuiceを使ったオリジナルなWebサービスづくりに便利なDeno用ライブラリ serveMixJuice.js。送られてきたデータを返すだけの echo.js を元に作ってみましょう。MixJuiceとPCがつながったお家のLAN内で試してみましょう!

鯖江市人口CSVオープンデータから、この mixbox に向けてデータを転記するJavaScriptのプログラムはこんな感じ。 <script type="module"> import { CSV } from "https://js.sabae.cc/CSV.js"; const url = "https://code4fukui.github.io/opendata_fukui/sabae_population.csv"; const data = await CSV.fetchJSON(url); for (const d of data) { await fetch("https://15j.am/SABAE_POP_201508?ID=1&D=" + d.population); } await fetch("https://15j.am/SABAE_POP_201508?ID=1&LOCK"); </script> JavaScriptの入門用開発環境「ES-Jam 〜Webプログラミング道場〜」で動かしました。

大人も学ぼう基本から!今年も福井大学リカレント講座で活躍、IchigoJam x IoT


MixJuiceを使った楽しそうなサービスが増えてます!


市長、副市長、部長はじめ、鯖江市の幹部が揃った発表会では、全員がノートPC!人の力と、デジタルの力、共に活用した新しい鯖江を創りましょう!

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