AR(拡張現実)という技術は、そのリアルとネットとの接続を太くする技術です。商品を見るだけでその評判や、類似商品、使い方の動画などの付加情報が浮かんで見えたり、自分のスケジュールと連動して、次に行くべき道筋をささやいてくれたりする、ちょっと未来のテクノロジーです。いくつかはすでに現実のものとなっていますが、何より本命は電脳メガネこと、メガネ型のウェアラブルコンピューターです。
ただ、技術だけでは片手落ちです。重要なのはデータです。商品の付加情報を見るには商品データや、それに関する口コミデータなどが必要ですし、道案内するには地理空間データや、その場所にあるモノが何かというデータ、道路状況や、公共交通機関の運行状況のデータも必要になります。さまざまなデータの組み合わせが利用者にとって新しい価値となります。
8/29(木)AITC、光学迷彩の稲見昌彦氏も顧問を務める先端IT活用推進コンソーシアムの第3回活動成果発表会にて、「電脳メガネとデータシティ鯖江の未来」というタイトルで講演予定です。日本発のGoogle Glassのライバル、Telepathy Oneのデモ展示など、未来を感じたい方にオススメです!