行政のウェブサイトの難しいところはターゲットが絞り込めないところ。誰にとってもいまいちなウェブサイトになってしまいます。
それを解決するのが、オープンデータとシビックテック。行政は伝えたい情報をオープンデータとして公開し、市民や民間企業が自分たちが使いやすいように加工して活用して、特定の誰かにとって最高のウェブサイトは、市民力で創りましょう!
楽しいこども向けのサイト、おじいちゃんおばあちゃんにうれしいわかりやすい高齢者向けのウェブサイト、歴史好きな観光客にうれしいウェブサイトなどなど。ターゲットをギュッと絞ることで、伝わるウェブサイトやアプリができます。
福井県越前市のウェブサイトをCSV書き出ししたものをもらったので、無料公開されているウェブサイトのテンプレート「無料ホームページテンプレート|フリーホームページ.net」を使って試作してみました。
「越前市ウェブサイト試作DEMO1」
元気で清潔感ある、スクール・教室店向けテンプレートをベースに作ってみました。JavaScript/Denoのプログラムで、テンプレート内の文字列をオープンデータに差し替えています。
「越前市ウェブサイト試作DEMO2」
こちらは、セミナー向けテンプレートのCSSだけを適応したものです。CSSの使い方で印象はだいぶ変わります!
「Editing echizen-city-web/style.css at main · code4fukui/echizen-city-web」
デザインを変更するには CSS という設定ファイルを編集すればOKです!
背景色(background-color)と、文字色(color)を16進法やRGB表記で記述します。配色パターンで検索すると、「Color Hunt」ステキな色コードの組み合わせが見つかります。簡単なところからチャレンジしましょう!
「code4fukui/echizen-city-web」
越前市のウェブサイトづくりの試作、チャレンジしたい方はこちらをforkしてみましょう!
ウェブサイトのオープンデータ化は、会話AIの元データとしてしっかり一次情報を見てもらう、多言語対応、AR/VRデバイス対応などにも対しても有効です。