NVIDIA Jetson Nano。32GBのmicroSDカード、HDMIケーブルのモニター、USBキーボード、USBマウス、5Vで4A以上センタープラスの5.1mmACアダプターが必要です。(microUSBからの給電だとフルパワー出ずに落ちます。付属のジャンパーでJ48をショートするとACアダプターモードになります。)
ナノといいつつ基準がきっと大きいので、ラズパイくらいの大きさです。大きなヒートシンクが特徴です。動かしていると温かくなります。
OSイメージを書き出します。6GBほどのZIPファイルをダウンロードして展開する必要があるので、ストレージの空きが20GBほど必要です。
Ubuntuが起動しました!ブラウザで見る一日一創。
ターミナルでサンプルをコピーして、各ディレクトリでmakeして動かします。
cp -a /usr/local/cuda-10.2/samples/ ~/.
CUDAの拡張子は .cu、中身はほぼC言語です。Jetson Nanoが搭載する128コのGPUが並列して動くことをイメージしてプログラムを読んでみましょう。ブラウザ上で動くGLSLもほぼC言語。コンピューターをがっつり根本から動かすにはC言語の知識は必須です。
サンプルを改造してぐりぐり動かして遊んでいる図。一旦動けば、あとは適当に改造してみて、どんどん理解を深めるだけ!
煙のシミュレーションは標準設定だと30fps程度。消費電力を5Vに抑制するモードを使うと半分程度になります。
CPUは、ラズパイと同様ArmのAシリーズ、Quad-core ARM Cortex-A57 MPCore processor。IchigoJamでもおなじみ、GPIO、I2C、UARTも付いているので、賢いロボット制作にも使えます。
(参考、Jetson Nano | NVIDIA Developer)
Linuxベースなので、DenoをいれてAPIを動かすこともできます。公式対応はまだのようですが、「LukeChannings/deno-arm64」を使ってインストールし、PATHを通せば普通に使えました!