データのまち鯖江、DFFT、信頼をテーマとした新事業のキックオフ。鯖江市役所と鯖江商工会議所が連携して、印紙や使用料がかからない、当事者型電子契約を実現します。鍵となるのは公開鍵暗号技術の活用です。(鯖江市長 佐々木さん、鯖江商工会議所会頭 加藤さん、鯖江商工会議所 常議員 DX委員長 福野)
1. 事業者A、事業者B、鯖江市役所はそれぞれ秘密鍵、公開鍵を持つ
2. 事業者A/Bは、登記簿謄本や本人確認と合わせて鯖江市役所に自社の公開鍵を提出
3. 鯖江市役所はその公開鍵がそれぞれ事業者のものであると電子署名したデータを発行
4. 事業者A/Bが互いに契約文書に電子署名し、証明書を添付することで電子契約が成立
まずは鯖江商工会議所が第一事業者となり、鯖江市との契約をスタートとして、無理なく安心して運用できる手順やツールを模索していきます。
「電子署名と検証を体験するアプリ」
公開鍵暗号技術を使った電子署名をスマホで実際体験してもらいました。秘密鍵、公開鍵を生成し、電子署名したい文章を書き、電子署名を生成します。
公開鍵、文章、電子署名が改竄されていないか検証ができる、これが公開鍵暗号技術です。日本では2000年に「平成十二年法律第百二号 電子署名及び認証業務に関する法律」として法整備はされています。
「Hanko 電子署名ツール」
デジタル時代の Hanko、電子署名と検証を実現するツールを作ってみました。
電子署名はハンコの印影のようなものですが、鑑定士に頼む必要なく、誰でも無料で検証できるのがいいところ。
市長、会頭、記者の方、参加者の方にも実際その場で試してもらいました。
鯖江市ではじめるDFFT、信頼のまち鯖江!
実証に参加したい事業者の方、鯖江商工会議所 DX委員会まで、ご連絡ください。
links
- 鯖江市 電子データで行う契約の実証実験へ|NHK 福井県のニュース
- 鯖江商工会議所 | 活気ある「ものづくりのまち」「人の集まるまち」