未来を政府は我々が創るという人々が、東京に集結します。
「WIRED CONFERENCE 2013 オープンガヴァメント 未来の政府を考える」
現在、発表されている登壇者は、下記の4名(他、続々登場予定)
- ヴィヴィク・クンドラ氏(元アメリカ合衆国初代CIO)
ニューデリー生まれタンザニア育ち、IT系企業から行政職員への転職、知事に州内の社会保険、教育、交通などのデータをリアルタイムに見える化、ワシントンD.C.に移り、年間800億ドルものIT投資予算を見える化し、大統領自らが効率的な予算投下の判断を可能とした。市民も政府の一員という信念の元、職員に責任を与え効果を測定し公表することで組織が活性化し、その透明性が市民との信頼関係と協力につながることを身をもって体験している、まさにミスターオープンガバメント。現在は、セールスフォースドットコム副社長。(詳しくは、WIRED記事「ヴィヴェク・クンドラ:アメリカ合衆国・初代CIOに学ぶ本当の「オープンガヴァメント」 « WIRED.jp」へ)
- キャサリン・プレイシー氏(Code for America インターナショナル・プログラム・ディレクター)
2009年に誕生した、行政の課題解決のためにITエンジニアを送り込むNPO、Code for America。GoogleやYahoo!など、アメリカ中のスーパーエンジニアからの熱い注目を集めているとのこと。TEDで有名な創設者ジェニファー・パルカは、2013年アメリカ合衆国CTO補佐官に招聘されるなど、政府も注目するこの活動。今年、Code for Japanの設立が予定されるなど、国際的に広まりつつある活動を担当する、キャサリン氏。テキサス大学で公共政策を学び、Code for America プロダクトマネージャーを経て、現職にてアメリカ政府のデジタル政策に深く関わっていることで、日本政府としてのキャッチアップするためのキーパーソンです。(詳しくは、雑誌「WIRED」Vol.9のオープンガバメント特集へ)
- ラウル・アリキヴィ氏(元エストニア経済通信相局次長)
1991年にソ連から独立、人口135万人という小国ならではの機動力を活かし、がんがんIT化を進め、世界初の国政選挙の電子化、世界最速の法人登記、小1からのプログラミング教育など攻めに攻めている国、エストニア。そのエストニア経済通信相のアントレプレナーシップ推進のための政策戦略の設計を担当したラウル氏。エストニア発の有名ベンチャーといえばSkypeですが、Guardtime社はエストニア政府で使う暗号化技術を世界各国にビジネス拡大中など、最先端IT国家ならではのベンチャーの動きが熱く、ぜひ見習いたいところです。現在なんと日本暮らし、コンサルティング会社ESTASIAを設立し、執筆中とのことで、楽しみです!(詳しくは、雑誌「WIRED」Vol.9のオープンガバメント特集へ)
- 福野泰介(株式会社jig.jp 代表取締役社長)
そして、私。鯖江市で、データシティ鯖江、オープンガヴァメントを提唱する仕掛け人のひとり、と紹介されています。
技術と行政が出会う時、新しい世界が幕を開けます!
日本政府が世界最先端IT国家創造宣言を行った2013年、楽しいイベントになりそうです。
「WIRED CONFERENCE 2013 OPEN GOVERNMENT 未来の政府を考える / 10月31日(木)開催 << WIRED.jp」
日時: 2013年10月31日(木) 13:00〜(12:30受付開始)
会場: アーツ千代田 3331 (〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)
費用: 9,450円(税込み)
定員: 300名