先日開催された第6回鯖江市地域活性化プランコンテスト、予選プレゼンを1つずレビュー。3つ目は、チーム肉じゃがによる大学生と鯖江人を結ぶ、卒論+鯖江人=鯖縁人、というプラン。(UST録画

鯖江の財産の中でも、一番として選んでくれたのが人、おもてなしの心、ホスピタリティあふれる鯖江に住む人を、鯖江人の定義。

大学生にとって、鯖江が持つ、IT、市民活動、眼鏡・漆器・繊維の地場産業、治水、雪害といった、人口7万人弱の小さいながらひと通りの機能が揃ったこの町は、論文の素材として魅力的らしいです。

そんな鯖江に興味を持った大学生や、卒論テーマに困った大学生が、鯖江に来て、古民家など、鯖江人の近くで滞在し、フィールドワークすることで、また鯖江に来たいと思う、鯖縁人(さばエンジン)になり、さらに鯖江が伝播していくことになる。

平成の大合併に際し、2回の住民投票とリコールに市長選、鯖江市民が選択したのは鯖江市単独という道でした。選ばれた牧野鯖江市長と市民による厚い信頼関係と、その現れである「市民主役条例」によって、年間何十もの事業が実際委託されるなど協働はスローガンではなく、現実のものとなっています。社長輩出率ナンバーワンの福井県、その中の更にトップの鯖江市、モノ言う人がたくさんいるというのも人が際立つポイントかもしれません。今年発刊された「福井人」にも多くの鯖江人が掲載されています。

「まち全体があなたの研究室」と、大学生目線で、卒論というテーマを持ってきたのはおもしろく、多数のメディアで活躍する社会学者西田亮介さんゼミの学生を連れて鯖江に来てくれたことを鑑みると、何か惹きつけるものがあるのでしょう。私は鯖江市を、すべてがプログラミング可能なまちを目指す、データシティ鯖江として、エンジニアに魅力を感じてもらおうと思っていましたが・・・、さすが感度の高いプラコン参加学生です!

鯖江人、鯖縁人という強い言葉が良かったのですが、昨年の優勝プラン、サバオとサバコと近いなぁと感じさせてしまったかもしれません。論文を書く大学生にフォーカスし、熱い鯖江への思いとは別に、客観的に鯖江で論文を書くと高評価につながる可能性が高いことを示してもらえるとうれしいところです。また効果に関して、論文を通じて鯖江が伝えられ、質の高い論文として他の論文などへ引用されることになれば非常に大きな価値となる点は見逃せませんね!(論文の町論文が書ける町、共に該当結果0!)

何か盛り上がっている鯖江、来てくれた人には何かが伝わる鯖江、人や空気というシンプルだけど伝わりにくい魅力だけでなく、客観的な数値として示せる魅力づくりの重要さを指摘してくれたように思います。ぜひ、大学生の皆さん、誰も論文に書いていない今がチャンスです!ぜひいろんなものさしで鯖江を測ってみてください!

チーム肉じゃがのみなさん、ありがとうございました!

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