長野高専、伊藤さんにお借りした、すがやみつるさん作「こんにちはマイコン2」には、パソコンのアーキテクチャやゲームづくりの基本、BASICのコマンドのやさしい解説がマンガで紹介されています!
コンピューターゲーム史における重要なゲーム「テニス・フォー・ツー」にちなんで、作られたテニスゲーム。4方向に動くボールの解説。
NEC PC-6001用に記述された入門。BASICの違いがなかなか楽しい!
IchigoJamを含めた比較表にしてみました。
「テニスゲーム for IchigoJam」
テニスゲーム for IchigoJam、できました!
PC-6001のRNDは小数を返しますが、IchigoJamのRNDは整数なので、整数を使ったゲームづくりがよりシンプルにできます。
入力は、INKEY関数を使う手もありますが、BTN関数を使うのがインタラクティブなゲームでオススメです。
PC-6001やMSXで間を取る方法はFORの無駄ループでしたが、IchigoJamではWAITコマンドが便利です。
IchigoJamではIF THENのTHENを省略できます。スペースはあってもなくても構わないので、見やすさ重視のときはスペースを空けて、容量が厳しくなってきたら詰めましょう。
ちょっとアレンジしたのは、パドルの移動とボールの動きが同じなので、間に合わせるために、スペースキーで真ん中にワープする機能を付けました。
合わせて、ちょっと特殊なテクニック、カーソルから後ろを消す特殊キャラクターコード ?CHR$(12) を使っています。(参考、IchigoJamの特殊キーコード表(特殊キャラクターコード表) by 表かんたん作成プログラム)
割とコンパクト、550byteでできた、プログラムの全文はこちら。少しずつ解析してみましょう!
X: ボールのX座標
Y: ボールのY座標
D: ボールの方向
I: ループ変数
R: ラケットのX座標
S: スコア
A: 1つ前のボールのX座標
B: 1つ前のボールのY座標