2013-10-11
福井高専では後期のカリキュラムとして専攻科1年生全員を対象とした、鯖江市と越前市のオープンデータを題材に、アプリを企画開発するという授業が始まっています。先週は、鯖江市と越前市それぞれからオープンデータへの取り組みの共有があったとのこと。今回の講師担当は、私。

全学科の学生が対象の授業を受け持つのは初めてで、プログラミングに不慣れな学生が多くいつもならひるんでしまうところですが、今回はシニア向けに教えた経験とツールがあるので大丈夫。軽く、メガネブと聖地巡礼オープンデータの話をし、早速プログラミング体験をしてもらいます。3つの基本命令だけ軽くレクチャーした後、車を3分で作ってという演習問題もほぼ全員クリア、さすが現役工学系学生です。

週1回の授業を半年かけて、各チーム毎にアプリの企画と開発、発表を行うというのがこのカリキュラムのゴールなので、その質を上げるべく、まずは極短時間で体験してもらうことにしました。先日のシニアの方々が作って公開している作品も参考に、すでにアップされている写真オープンデータを使って、何かアプリを作って発表してもらいました。

チームで話し合って、作って、発表内容を考えるまでの時間、15分。非常に短時間ではありましたが、それぞれユニークな作品と発表が楽しめました。学生ならではの発想と、短時間ながら凝って作ってくれているのが良かったです。発表の仕方は、ちょっと改善すれば断然良くなるので、そこは来週のテーマとしたいと思いました。

こちらコスモスを背景に、秋らしいトンボが飛ぶアニメーション。なかなか風流な一品です。アプリをどんどん創る地元の若者が登場するモデルを創りたいと思います!

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