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小学館から発売された「小学8年生 はじめてのプログラミング号」の付録として、スマホのご先祖的存在、世界初のアプリがダウンロードできるモバイル端末F503i型デバイスが復活!
F503i発売の2001年、通信速度は9600bps、1つのアプリの上限サイズが10KB、通信料が128byte当たり0.3円。つまり、10KBのアプリを1回ダウンロードするのに24円かかりました(10*1024/128*0.3=24)。画面の解像度128x128と、現代ではアイコンのサイズですね!
今のスマホにはない利点はテンキー。画面を見なくてもポケベル入力でブラインドタッチができる魅力は今でもたまに羨ましくなりますが、復活F530iにはちゃんとテンキー搭載!これは熱い!
まずは教科書通りに早速プログラミング!
embotのスマホアプリとBLE(Bluetooth Low Enegy)で接続し、ブロックでLEDを光らせる関数などを作成。
作った関数を組み合わせて、エルチカループ完成!
他の言語でも使いたいので、F503iを制御するJavaScriptのライブラリ「Webembot」を実装。embot、embot+に加え、F503iにもβ対応!
下記のようにJavaScriptでF503iでのエルチカが記述できます!
F503iのスイッチを「BLE」にして音が鳴ったら、ボタンを押して「F530i_XXXX」的なものを選択して接続すると、エルチカします!
レッツ、プログラミング!
「Webembot on GitHub」
F503i/embot/embot+の制御ライブラリ「Webembot」はオープンソース。活用・改造・改良・貢献、お待ちしています!
links
- ケータイ型プログラミング体験付録つき!『小学8年生 はじめてのプログラミング号』 | 『小学8年生』
- 学年誌付録初!Bluetoothも搭載!!ケータイ型プログラミング体験付録「NTTドコモ F503i」が、2月28日ごろ発売の『小学8年生』はじめてのプログラミング号で手に入る! | 株式会社小学館のプレスリリース
- こどもプログラミング用ロボット「embot」をJavaScriptから制御するライブラリ「Webembot」