2013-12-08
今年最後となる鯖江商店街で年10回開催されるご縁市にて、Code for Sabae企画のこどもプログラミング体験を開催しました。

幼稚園年長さんから小学生6年生までのこども達が今回もプログラミング体験を楽しんでくれました。プログラミングには、とっつきにくいイメージがありますが、ひとつひとつシンプルなコンピュータへの命令という部品を、組み合わせるものづくりです。自由な造形づくりの前に、プラモデルがあるように、まずはおてほんをなぞってやってみることで、プログラミングを体感すれば、簡単で誰にでもできます。楽しいと思った人に、どん先に進んでいってもらえる入門作りを研究中です。

今回用意した、スーファミのコントローラーがつながる最小のプログラミング体験キットで動く地味な対戦ゲームに夢中な小学生2人は、こういうゲーム作りをぜひやってみたいと話してくれました。プログラミングは、材料不要でやりなおしが無限にできる便利なものづくり環境、派手ではなくても自分で作る楽しみにハマってくれる可能性を感じられたのは有益でした。


地味だけどスーファミコントローラーという物理的なボタンが気持ちいいコントローラーで遊ぶゲーム作りが楽しめる、こどもプログラミングPCのプロトタイプ。


方眼紙に手書きでつくりたいキャラクターを描いてもらって、プログラミングしてもらいました。この後、色をくるくる変えたり、動かしたり・・・、動いた時の驚きとうれしさが混じった反応がかわいいです。


いままだ100人以上のいろんな年のこどもたちに体験してもらってきましたが、男女差があるのもおもしろいところです。女の子はこつこつプログラミングに取り組んでくれるので おてほんをたくさん用意してあげると良さそうで、男の子は自分の興味の赴くままあれこれと手を付けたくなる子が多いのでネタをいろいろ仕込んだり、臨機応変な対応が教える側もエキサイティング!


こちら福井高専の山腰くん(鯖江Webアプリコンテスト第一回優勝者!)によって研究開発中、子供用フィジカルプログラミング学習教材のデモもありました。実際にパネルを並べてプログラミングができる変わったハードウェアに子供の興味津々。


シニアプログラミング教室に参加してくれた方、自分のiPhone5Sも使ったプログラミング中。熱意があればiPhoneでも案外なんとかなるものですね!正式対応させてみようと思います!


鯖江市長の牧野さん、市CIOの牧田さんも見に来てくれました。市役所でも15分で終わるプログラミング体験で、コーディングできる職員率世界一、目指しちゃいましょう!


だれでも簡単に取り組めるシンプルな教材を現在開発中です。今週のデザイナー向けおとな版プログラミング勉強会でも使う予定です。


らてんぽおとなりのクリスマスリースづくりへ、自己点滅LEDを提供して、初めての電子工作もやってみてもらいました。


らてんぽ外では世界で一台だけのてづくり北陸新幹線プラレールが走っていました。ものづくりの楽しさを一人でも多くの子どもに伝えていきたいですね!

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