鯖江市、河和田アートキャンプで有名な河田町に新しいものづくりグループ「TSUGI」が誕生。洪水被害からの継続的な復旧をと始まった京都精華大学が中心となって河和田アートキャンプ、来年で10年目の夏を迎える。それがきっかけで鯖江、しかも過疎が進む河田町を中心に移り住む若者がなんと7人。彼らが結集した新ものづくりユニットと、活動がスタートした。


雑貨の制作販売を行う PULL+PUSH PRODUCTS. 佐藤延弘さんが講師、TSUGIの事務局を務めるディレクター、新山さんの紹介、京都精華大の先輩とのこと。


身近にあるモノを素材に、身の回りにおいておきたい小物をと手がけている。こちらはシリーズ「MORTAR」、家の壁などに使われてきたモルタルを使っている。


会社を戦略的に辞め、自分だけのものづくりをとまちを歩く中、人工物の中にある自然の魅力からのインスピレーションが、カタチになったものとのこと。


小さいのに存在感があるのがおもしろい。この小窓から草が伸びていく様子は、ラピュタなど、廃墟に育つ自然の強さ人のはかなさが入り交じるワビサビのまさにミニチュア。


バッグなどのシリーズ「PE」、”ぺ”と読む。ごわごわしつつやわらかい初めての質感。この正体は、なんと・・・


ゴミ袋などで使われるポリ袋を何層にもアイロンがけしてできたものとのこと。低密度ポリエチレン製の45l入りがベストらしいので、一度家でもやってみたい。身近な素材を手頃な道具で見事にプロダクトにしている。ただ、様々なプロトタイプを経て、ここまでくるのに3年かかっている。好きでないとできない。

質疑応答では、地元の職人さん達から、販売面に関する質問が相次ぐ。販路は、足で回り委託販売からスタート、買い取ってもらえるようなプロダクトの必要性を感じ、見事に商品化。値付けは置いてくれるインテリアショップなどとの見合いと、製造コストとのバランスとのこと。

新しい取り組みへ向けた新しい取り組み「satonobuhiro hitotsuhitotsu」には、次の一手へのインスピレーションが詰まっている。モノが大量にある世界、人がモノを見た瞬間にいかに何かを感じてもらうかの重要さが増している。その素となるインスピレーション、もっと大事にしてみよう。きっとそれが感性であり、その連鎖が文化になる。


「PULL+PUSH PRODUCTS.」


「TSUGI/ ツギとは」

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