メガネとして常用して、3ヶ月。Glassと鯖江の付き合いをまとめてみました。
かけ心地が良くて驚いた、1/16に入手したGlassの第一印象。掛け心地が命のメガネ、メガネ型ウェアラブルであれば当然メガネとしての性能が求められる。いろいろな大きさカタチがある人間の頭・鼻・耳にワンサイズで対応するのは非常に困難。普通のメガネにもフリーサイズはほとんどない。Glassは、チタン合金と思われるフレームの適度なしなりが、さまざまな大きさの頭にフィットする。
メガネ型なのにレンズがないGlass、構造上メガネの上からかけるのは無理なので、Glass用のレンズをと相談にいったところ、1/25、Glass専用の鯖江製レンズフレームをつくってくれ、この日から私のGlassは常用できるメガネになった。
2/1、Glassのコア部分を特殊ネジで取り外し、手持ちのメガネに強引にくっつけてみるテスト。Glassに合うフレームをいろいろと考案するのも楽しそう。これは、鯖江にあるひとつのチャンス。
3月、掛け続けていたら右耳のGlassと接する部分が擦れて切れてきた。耳の形と右耳バッテリー部分の形状が合わなかった様子。田中眼鏡(たなかがんきょう)に相談したところシリコンシールを提供してくれ、解決。あまりスマートではないので、形状改善を臨みたい。
4月、タイヤ交換で下を向いて作業した際、ずれてしまう。Glassをかけて下を向いて軽くジャンプすると、簡単に再現する。原因は、左耳にかける部分が一文字になっていること。こちら不満と話していたところ、なんと登場したのがこちら!
左耳用テンプルの先にモダン(耳用に曲線上にかかるもの)がついた、Glassの鯖江エディション。かけて飛び跳ねても大丈夫、来月の鯖江つつじマラソンでも活躍してくれそう。
メガネ型ウェアラブル三要素、度付き、掛け心地、そして、外観。どうしても違和感は残るGlassのデザインだが、案外一般受けがいい。レンズがついていることで、ちょっと変わった、新しいイメージのメガネとして伝わる様子。カメラがついていることには過度に反応する人は少なく。東京の電車などでも特に問題を感じない。
日本で普通に入手できるようになる日が待ち遠しい。
アメリカで1日限りの一般販売や、音声認識の日本語対応など、その日は着々と近づいている。