速く点滅させてみたり、ゆっくりにしてみたり、仮説、作成、実行、検証のループをすばやく回せるのが、ものづくりの中でプログラミングが抜群に良いところ。キーボードの使い方や、カーソルの操作方法や削除追加などの編集の仕方は、何度か補助しただけですぐにマスターしてしまった。楽しく学ぶには、楽しい目的が大事。手段が目的化してしまっている例が多すぎる。
LEDをチカチカさせる、Lチカ(エルチカ)はマイコン(ちっちゃいコンピューター)でのプログラミングの基本。IchigoJamでのLチカ、テクニックを紹介します。
IchigoJam プログラミング入門
- LED(エルイーディー)を光らせる(1行書いたら"ENTER(エンター)"キー)
- LEDを消す
- 1秒後にLEDをつける(':'(コロン)でつなぐとつづけて動く!)
- 0.5秒まつ WAIT(ウェイト)
- 3秒まつ
- 3秒まつ('*'はかけざん)
- 1秒つけてけす
- 1秒つけて1秒けしてもういっかい1秒つける
- IchigoJamのメモリにいれる (頭の10は覚えるための番号、行番号)
- IchigoJamのメモリに入ったものを動かす RUN(ラン) (F5を押してもok!)
- IchigoJamのメモリのなかを見る LIST(リスト) (F4を押してもok!)
- IchigoJamのメモリを書き換えよう 60を30に変えてENTER(エンター)
- 動かしてみよう 早く消えたら成功!
- GOTO(ゴートゥー)を使ってチカチカプログラミング (行番号2をくわえます)
- メモリがどうなったか確認 LIST(リスト)
- 動かすときにはF5(エフゴ)、止めるときにはESC(エスケープ)キー
- 問題、これを追加して動かすとどうなるでしょう?
LIST
RUN
楽しそうなものから試してみよう!
「IchigoJam リファレンス」 - おまけ(A-Zまで早打ちゲーム)
10 CLS:A=65
20 LOCATE 18,15
30 PRINT CHR$(A)
40 C=C+1
50 I=INKEY()
60 IF (I<>A)&(I-32<>A) GOTO 40
70 A=A+1
80 IF A<65+26 GOTO 20
90 PRINT"TIME:";C
RUN
(LEDをチカチカさせて楽しそうな小学3年生、こんな頃があったんだろう)
以前書いた入門1、入門では定形通りにハローワールドが最初でしたが、キーボードから書けば表示されるものをわざわざプログラミングで表示しても、Excel知っている人に平均値を求めるプログラムを教えるくらい感動が薄い。