2014-10-07
行政への市民参加をアプリで促す「ちばれぽ」で有名な、千葉県千葉市。ビジネス交流会「地域活性化を実現するオープンデータ活用」にて講演させていただきました。鯖江とのつながり、千葉市動物公園のレッサーパンダくんには会えませんでしたが、Code for Chiba の設立の瞬間に立ち会うことができました。


和聡の浦本さん、サイボウズの永岡さんと千葉の味「浜庖丁」前、記念写真)


千葉市の橋本さんより、千葉市とオープンデータの取り組み紹介。加曽利貝塚のかそりーぬさんの、縄文土器かぶったレキシ感が気に入りました。貝塚オープンデータでの観光、待望です!

また千葉市のオープンデータに関する政策は、市長の思いを表す強力なもの。ちばれぽなどの事例を30まで増やす数値目標。首都圏9の自治体が集まる、九都県市首脳会議において、オープンデータ政策の先導。千葉市長が初代会長としてスタートした、ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会の、福岡市長へのバトン渡し。ちょうど今月「2014.10.21開催:第2回研究会~オープンデータ活用事例~ | ビッグデータ&オープンデータ研究会in九州」で福岡に行く予定があり、楽しみです。


和聡の浦本さんによる、オープンデータを身近な数値をビジュアライズし、シェアすることで市民協働の前段階、まず知ることを促すアイデア。以前作った、千葉市の人口動態を使った動くビジュアライズなど、数値が示す事実を分かりやすく伝える手法と、広め方は市民を巻き込む活動に非常に有効!


オーシャン・アンド・パートナーズの谷尾さん、ご自身の経験からのトイレマップをつくるアイデア。ベビーカーを持ったまま入れるトイレ、男性用トイレにもベビーベッドなど、確かに大事ですね。公共のオープンデータだけでなく、民間もオープンデータによって、ステキなトイレがあることアピールすることも大いに推奨したい点です。


営業距離でギネス記録を持つ千葉モノレールを見つつ、千葉のまちを歩き、たどり着いた「浜庖丁」。Google Glassはとっさの時の写真に便利です。


なめろう


さんが焼き(なめろうを焼いたもの)


茹でピー


鯨のたれ

珍しい千葉の味、すっかり堪能しつつ、Code for Chiba & Code for Sabae の連携話。地域間同士、アイデアの交換、アプリの交換、デザインの交換、さらに、お互いに人も交流することで生まれるであろう新しいコトにワクワクした千葉の夜。早速、千葉の避難所ナビ、3つ星データより、創ってみました。


「避難所ナビアプリ(千葉市)」

珍しい、井戸データも使ってみました!
アイコンや文言、画面デザインなど、オープンデータ同様のCC BYを掲げるオープンソースにしているので、自由な改変、大歓迎&ご連絡不要です!

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