奥村先生:昔から日本でも良い取り組みがあったという庄司先生の意見に賛成。昔の良い仕組みを、日本は壊してしまった。それを取り戻す必要がある。皆のコミットを引き出していく必要がある。#OGS1119
— Hal Seki (@hal_sk) November 19, 2014
今回、私が民主主義と聞いて、思い出した「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」。かつて、繰り返し聞いたこの言葉によって「民主主義」が歪んで記憶されていることに気が付きました。Wikipediaによると、1972年〜2002年にマスメディアで使われた言葉とのこと。今は単に「北朝鮮」。北朝鮮はもちろん民主主義ではありません。君主制、貴族制、独裁制、これらは民主主義の全くの反対を意味します。
民主主義:国家や集団の権力者が構成員の全員であり、その意思決定は構成員の合意により行う体制・政体を指す。
(民主主義 - Wikipedia)
民主主義=全員政治。鯖江市が掲げる市民主役は、民主主義そのものでした。
自分たちのまちは自分たちがつくるという
市民主役のまちづくりを進めています。
(福井県鯖江市>提案型市民主役情報)
鯖江市にはオープンデータの前に、オープンガバメント(=民主主義)がありました。
鯖江市民主役条例推進キャッチコピー「市民でつくる世界のSABAE」
第二回オープンガバメントシンポジウム-社会的定着への課題のパネルディスカッション「サービス実働事例から見る自治体の推進力」にて千葉県千葉市、横浜市金沢区、石川県金沢市の事例と共に「データシティ鯖江の今」も共有し、ディスカッション。世界が民主主義を取り戻す鍵、実は鯖江にある気がしてきました。
当たり前を取り戻す、新しい民主主義、それがオープンガバメント。
オープンデータやオープンソースと共に開けつつあるオープンガバメント/民主主義の明るい兆し、今度はたくましく育てましょう!
参考リンク
- 「第二回 オープンガバメントシンポジウム-社会的定着への課題」まとめ - Togetterまとめ
- 鯖江市、地方自治体として世界初のW3C加盟
- Idea for Japan - 日本政府アイデア募集中
- コーポレートフェローシップ - 民間大企業による行政改革(鯖江トライアル)
- JK x IT のゆるい革命、知見創言 - 未来創造フォーラム
- BASICに目を輝かせる小学生20名 鯖江市東小学校プログラミングクラブ
- 10年後は全員市長!? オープンデータ推進シンポジウム
- 5分で分かるオープンデータ
- 鯖江市、提案型市民主役事業、総額8848万円、92事業!
- 1秒でできるオープンデータ Code for Sabae スタート!
- オープンガバメントシンポジウム レポーティングコラム(佐々木 一)/コラム/東京大学政策ビジョン研究センター - 第一回のレポート