2014-11-30
オープンデータの効果は、公民それぞれ強みを活かした分業による質向上とコスト削減に現れます。それを実践すべく、鯖江市、提案型市民主役事業へ初提案。この事業は、オープンデータを提案した年と同じ2010年、市民主役条例に基づき、行政の仕事を民間による代理を提案する仕組みとして始まり、今回で5年目の実施です。


私から提案した3事業。
1. オープンデータを使う輪を広げるため、基礎からプログラミング講師まで教える「ITに親しむ講座」 160万円
2. オープンデータを使ってより伝わる「広報さばえ」 1,000万円
3. オープンデータを使って応募の敷居を下げ、賞金増額でより広まる「さばえCM大賞」 120万円

先日、書式に従って提案書を送付。今回の「提案型市民主役事業化制度審査委員会」での3分プレゼンと5分質疑応答で決まるとのこと。審査結果が楽しみです!


審査会は公開、だれでも観覧できます。鯖江市民、全員にあるチャンス!活かさない手はありません!ちょうど、NPOエル・コミュニティ代表理事、竹部さん「鯖江市地域活性化プランコンテスト」のプレゼン中でした。

提案会場の鯖江市民活動交流センター(通称、さばえNPOセンター)。この市の施設自体もさばえNPOサポートというNPOが指定管理業者として市に代わって運営されていて、館内フロアーは学生が勉強に使っているなど、アクティブで明るい感じがステキです。同じ施設も、使い方次第で見違えるほど楽しい場所になったりします。ハコモノ(=ハードウェア)より、中身(=ソフトウェア)の時代ですね!

このような取り組みは鯖江だけではありません。佐賀県の「提案型公共サービス改善制度(協働化テスト)」など、場所によって呼び方は異なるようですが、一度お住まいの自治体ページで探してみてはいかがでしょう?

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