SPARQLを使った簡単なゲームをつくった前回。今回はいろいろなオープンデータを取り出してプログラム内で活用できるように、便利なクラスというものを作ってみましょう。


(今回つくる、SPARQLでオープンデータを取ってきて、一覧表示するプログラム)

クラス(class)とは、データやデータに関連するプログラムに、名前を付けてまとめたものです。ある程度まとまったプログラムをIchigoJam BASICでいうGOSUB/RETURNを使ったサブルーチンや、Swiftでいうfuncを使った関数でまとめると便利なように、クラスは関係するデータやプログラムをまとめておけます。つくったクラスは、他のプログラムをつくるときに流用できて便利です。これをオブジェクト指向プログラミングといいます。

UITableView という、一覧や表形式で表示するのが便利なクラスを使って、実験してみます。
1. Xcode、メニュー、File、New、Project、iOS Application、Single View Application、Next
2. Product Name に POIview、Language を Swift、Devices を Universal にして、Next、保存するフォルダを選択してCreate
3. 左のファイル一覧から「ViewController.swift」を選択し、全部消して、下記を入力(バックスラッシュ"\" = option+¥)


(参考「逆引きSwift(iOS編)」)

4. メニュー、File、New、File、iOS Source、Swift File、Next
5. POIview/POIView フォルダを選択し、Save As に SPARQL と書き、Create
6. 下記、SPARQLとSwiftのプログラムを橋渡しするクラスを打ち込む


7. ▶ボタンまたはcommand+Rで実行すると、どこかの場所名がずらっと並んだら成功です!
8. SPARQLのquery(問い合わせ文)を書き換えたり、表示方法を変えたりしてみましょう
9. SPARQL.swiftを、前回つくったゲームに活用してみましょう

SPARQL.swift には、このようにXMLというコンピューター言語で返ってくるSPARQLからの返答文をプログラムに渡す機能がプログラミングされています。println を使って、その動きを確認してみるのもオススメです。


説明書がA4一枚で収まるIchigoJam BASICと違い、iOS向けSwiftの説明書(言語リファレンスiOSドキュメント)はとても膨大で、ひとつひとつ読んでいくのは大変です。なので、つくりたいものを決め、それに使えそうなものを調べて、何を使うかの目星を付け、いろいろと試しながらつくっていくことをオススメします。悩む経験を積めば積むほど速く楽しくつくることができるようになりますよ!

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