2015-02-19
プログラミングは国語や英語と同じコミュニケーションツール。相手が人ではなくコンピューターなので、何度間違えても粘り強く無限に相手をしてくれます。言語なので、使いこなせるようになるためには慣れが必要です。そのための楽しく継続するシクミとシカケを模索中です。

まずシクミとしてのこどもパソコンIchigoJam。マイコン=マイコンピューター、自分だけのコンピューターという意味です。パソコンが家庭にあっても、こどもが自由に使える家庭は少なそうです。IchigoJamは、インターネットに接続しない、自分でつくることしかできないコンピューターなので、こどもに安心して渡せます。また、気軽に買ってあげられるよう、価格もRaspberry Piより安い、1,500円をターゲット価格にしています。タブレットや、パソコンで動くプログラミング体験(Scratchprogrunなど)で興味をもったこどもにぴったりです。

つぎに継続するシカケづくり。そののひとつがプログラミングクラブ。大人も子供もどんなものも、誰とも自分一人、関わりなく続けることはできません。つくったものを見せ合い、刺激を受けることが、更なる創造意欲と技術習得につながります。週1回のクラブ活動では、家で作ってきたものに、高専の学生や参加者など人からの反応、感想、アドバイスが加わり改良します。

今回用意したモーターで動くタンク型ロボット「IchigoJam Tank」。IchigoJamの汎用OUTポートを4つ使うだけのシンプルな構造ですが、モノが動く楽しさは万人共通。課題であるクラブ活動のスケールの実験も兼ねて、学校でよくあった学習用プリントをレベル別に用意することを意識してつくってみました。


IchigoJam ミッションプリント IchigoJam Tankのなぞをさぐれ!
(Word)

フォーマットはシンプルにして、数を増やしてみたいと思います。


(IchigoJam Tankの謎を探っている様子 さばえプログラミングクラブ by Code for Sabae)

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS