2015-12-02
ものづくり商売の基本は「売れた金額>つくるための金額」

つくるための金額は、固定費と変動費に分けられます。
初期費用や家賃など、つくる数に関わらずかかるのが固定費。
材料費や加工費など、つくる数に連動してかかるのが変動費。

小さなオリジナル雑貨屋さんを開業する場合、お店を借りたり改装したり、あれこれ準備するのに100万円かかったとします。これが固定費。

いよいよ商品をつくって売りましょう。
つくるためのかかった材料費や加工費などが変動費。

販売価格は自分で決めます。
販売価格−変動費1つ分が粗利(あらり、荒く計算した利益)となります。
1,000円でつくれて、2,000円を販売価格としたら、粗利は1,000円。

100コ売れたら、粗利10万円、固定費を引いた利益はマイナス90万円。まだ赤字です。
1,000コ売れたら、粗利100万円、利益0円。とんとんって言います。
2,000コ売れたら、粗利200万円、利益100万円。わーい。

お店開業の難点
1. 家賃など時間に応じて固定費が増えます。売れない状態で放っておくと膨らむ赤字!
2. 実際は売るために余分���つくる必要があり、つくったのに売れないと変動費分が丸損!

このマイナスこそうまくいかなかったらどうしようという不安、リスクです。
固定費がそこそこ高いとそこそこ数を売らないといけないので、難易度も高くなります。
ただ、このリスクを0にするいろんな方法があります。

ネットショップや委託販売だと、初期費用や毎月の固定費を0円にできて、難点1が解決!
0円でコピーし放題なデジタルグッズは余分につくる必要がないので、難点2も解決!

さらに、デジタルグッズではないものを変動費をかけずにつくって売る方法もあります。
それが、ドロップシッピング

オリジナルの絵を用意するだけで、Tシャツ、マグカップ、トートバッグなどを製造、発送、入金管理などなどまるっとやってくれる、キャッチコピー「欲しいものは、作ればいい」がステキなGMOペパボの無料のサービス「SUZURI」を使って、開業してみました。 売れた時の粗利(SUZURI単語で、トリブン)も自分で0円から最大3,000円まで設定できます。

Code for Sabae オリジナル ベイビービブ(=よだれかけのオシャレ単語!)

きちんとした商品にするには、解像度が高い画像をつくる必要がありますが、パソコンだけでサクッと作れて便利です。トリブンを一旦0円にして自分用に買うのもありですね!


IchigoJam オリジナルグッズショップ


Code for Sabae オリジナルグッズショップ

APIもあって、オリジナルグッズを作れるサービスをつくることもできて楽しそうな「SUZURI」
ひとまず、注文した商品が届くのが楽しみです!

ちなみに、Code for SabaeIchigoJam もロゴ画像はCC BYのオープンデータなので、どなたでも自由につくって、販売いただけます!

売れる=だれかに喜んでもらえた証!
つくるのがまた一層たのしくなりますよ!

ネタ提供元
- 「折り返し翻訳辞書 〜日本語から日本語へ〜」 - Tシャツ作成機能あり!

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