2016-04-04
LPC1114を電子ピアノにつないで遊んでからのMIDI電子工作、IchigoJamを使うと簡単DTMができました(ドラムパッドNSX-1対応)。 今度はMIDI-IN、MIDI入力に挑戦です!ちょっとだけ回路が複雑になりますが、ミニブレッドボードで5分と部品が揃えば5分でできます!


IchigoJamに電子ピアノをRoland FP-5(後継機種Roland FP-50)につないで、好きなように遊べます! チャンネル1に、押した鍵盤の音階と押した強さデータが31250bpsのシリアル受信(RXD)経由で受け取れます。

10 BPS 31250:UART 1,2 20 K=INKEY():IF K ?HEX$(K);" "; 30 GOTO 20

MIDI信号モニタープログラム
※UARTの2番目のパラーメータの2で、シリアル受信したESCコードでプログラムが停止しないようにしておきます。

MIDI-INのつくりかた

材料
- MIDIソケット x 1 (60円 秋月電子) 2コ買っておけばMIDI-OUTもつくれます!
- ジャンパー線 x 5 (220円/60本 秋月電子)
- 220Ω抵抗 x 2 (100円/100コ 秋月電子)
- ダイオード x 1 (100円/50本 秋月電子)
- フォトカプラ x 1 (20円 秋月電子)
- ブレッドボード x 1 (150円 秋月電子)

MIDIソケットに2本ジャンパー線をはんだづけ。裏返して、左から2番目に赤(電源っぽい色)、4番目に緑(信号っぽい色)。


ブレッドボードで回路を組みます。フォトカプラは丸い印が右上にして、入力を上、出力を下にしています。
フォトカプラの入力側+に220Ωの抵抗通じて赤い線、-に緑線、ダイオードは保護用?
フォトカプラの出力側+に1kΩの抵抗通じてVCCとRXD、-にGNDを接続(220Ω → 1kΩへ訂正)
フォトカプラの中身は、LEDとフォトダイオード、MIDI機器と回路を電気的に絶縁するのがMIDIのお作法のようです。


MIDI-OUTは、MIDIソケットにジャンパー線を2本つなげただけのものを、赤をVCC、緑をTXD(シリアル送信)につなぐだけ! このプログラムで、MIDIキーボードで任意のMIDI楽器を鳴らす、MIDI Thru(MIDIスルー)のできあがり!

10 BPS31250:UART1,2 20 K=INKEY():IF K ?CHR$(K); 30 GOTO 20

MIDI-INで受けて、サーボモーターを動かせば何かを叩くことができますね!
明和電機っぽい楽器もできちゃうかも?
レッツ、お気軽MIDI DTM!!


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